ファイルとプロセスの管理
>ハードリンクとシンボリックリンクについて ほとんどのOSはファイルやディレクトリに別名を付けて、異なる名前で同一ファイルにアクセスできる仕組みが幾つかあります.LINUXでいうと、ハードリンクとシンボリックリンクの2種類です。
話しの流れ上、先にiノードについて触れます。すべてのファイルはiノード番号という重複のない番号が割り当てられており、そこにはファイル種別やサイズ、アクセス権などが記録されています.
ここから本題に入りますと、ハードリンクは、ディスク上に保存さえているデータが1つでも、それを参照するファイルが複数あれば、それぞれのファイル名からそのデータを参照できます.ただし、元ファイルと作成したファイルに割り当てられるiノード番号は変わりません。つまり、どちらかを変更したらどっちも変わるのです。
続いて、シンボリックリンクは、リンク元を指すポインタ自身です。このため、リンク元だけ削除することができてしまい、こうなるとシンボリックリンクからはリンク元を参照不可となります。
リンクの作成
構文:ln [オプション] {リンク元} {リンクファイル名}
オプション -s を付ければシンボリックリンクで、付けなければハードリンクを作成できる.
※シンボリックリンク自体をコピーしたい場合は、cp -dを用いる.
プロセスの監視
プロセスとは、OSがプログラムを管理する際の基本単位です。
構文:ps [オプション]
オプションは -ef あたりをよく使っています。
top - 18:04:13 up 17 days, 1:47, 2 users, load average: 0.00, 0.00, 0.00
Tasks: 128 total, 1 running, 127 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
Cpu(s): 0.0%us, 0.3%sy, 0.0%ni, 99.7%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0.0%si, 0.0%st
Mem: 1020488k total, 816472k used, 204016k free, 186292k buffers
Swap: 2064376k total, 0k used, 2064376k free, 369096k cached
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
1874 root 20 0 433m 39m 9536 S 0.3 3.9 24:51.55 java
1 root 20 0 19360 1544 1224 S 0.0 0.2 0:01.25 init
2 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 kthreadd
3 root RT 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 migration/0