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【ゲーム】QAからプランナーに異動する話

Last updated at Posted at 2021-12-09

これまで弊社のゲームタイトル(モンスターストライク、共闘ことばRPGコトダマンなど)では、
QAからプランナーに異動することが年1人ペースであります。
長年運営しているタイトルですので、当然プランナーチームの人員が不足するタイミングがあります。
その時にプランナーチームから、「QAさんから立候補者いませんかね?」とお誘い頂けることがあるのです。

私自身、データ設定ミスのバグを減らしたい!根元からバグを駆逐したい!
という思いで1年程プランナーにロールチェンジした経験がありますので、
今回はQAからプランナーに異動するとはどういうことかお話したいと思います。

QAでの経験が爆速オンボーディングにつながる

そのタイトルのQAからプランナーに異動するにあたり、当然ですがそのタイトルの知識・経験が活かせます。

  • データ構造の理解
    • キャラクター、ステージ、ガチャといったゲーム内部の仕組み
  • ツールの理解
    • チャット、タスク管理、バージョン管理(ブランチ戦略)、デバッグツールなど
  • リリースまでの業務フローの理解
    • いつ誰が何をするのか、どのチームへタスクが渡るのか、困ったときはあの人に聞けばOK、など
    • スケジュール感

度重なるアップデート、新機能追加により複雑化していくタイトルにおいて、
完全に把握している状態でチームに参加するということは、一般的な採用で入社する方と比べて大きなアドバンテージであるのです。

バグが埋め込まれる瞬間が分かる

プランナーに異動すると、はじめはデータ作成を任されます。
データの作り方を教わると、どんどん気付きが出てきます。

「ここは手入力でやってたのか〜〜!」
「この資料はQAがテストケースに貼り付けやすいように改修できそう!」
「こんな便利な資料が!QAに教えてあげたい!」

この気付きを、ツーカーであるQAチームにできるのは元QAである利点と言えます。
QAチームとしても、聞きやすい・相談しやすい人がプランナーチームに1名増える訳なのです。

そして自分が自信をもってデータ作成してみても、やっぱりQAからバグの指摘を受けてしまいます。
しかしそれは学びとして、なぜバグが出来てしまったのか、QAと根本から改善に向けて会話をします。

QAの新たなキャリアパスとして

異動によるチーム変動に耐えられるということは、それだけ悪い属人化が排除され、柔軟性のある強いチームだと思います。

プランナーの枠が空いている時に、QAチーム内に異動可能な立候補者が居ることは時の運ですが、
これからもQAからプランナーに異動する道は常に開いておきたいと考えてします!

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