リージョン、アベイラビリティゾーンについて
リージョン、アベイラビリティゾーンとは以下のようにAWSが所有する
データセンターの集合体の分ける単位のことを指す。
リージョン(regionとは)
世界をリージョンという単位で区切っており、その単位。
各リージョンは以下記載するAZを2つ以上配置されている。
アベイラビリティゾーン(Availability Zone : AZ)とは
アベイラビリティゾーンとはリージョン内における複数のデータセンターの集合体を指す。
リージョンの特徴
リージョンとリージョンの間は完全に分離されており、あるリージョンで
障害が発生した場合も他のリージョンのリージョンへは影響がない
アベイラビリティゾーンの特徴
アベイラビリティゾーンもリージョンと同様に地理・電源・ネットワークが独立した施設で
構成されているが各AZ間は冗長化された高速なネットワークで接続されている。
そのため同じリージョン内であればアベイラビリティゾーン間でデータを複製したり、
別のアベイラビリティゾーンのリソースを参照することができる。
可用性を高める仕組みについて
以上の特徴により、複数のアベイラビリティゾーンにリソースを配置することで
可用性を高めることができる。
ただしリージョン全体へ影響する部分に障害が発生した場合にはそのリージョン配下の
全てのアベイラビリティーゾーンに影響が及ぶ恐れがある。
そのため同一リージョンの複数のアベイラビリティーゾーンでシステムを構成するよりも、
複数リージョンでシステムを構成する方がより可用性は高くなる。