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マイケル・ロップ氏の「リーダーの作法 ささいなことをていねいに」をじわじわと読み始めた話

Last updated at Posted at 2022-08-09

ミツバチとの遭遇

その日、ある友人から、私のところにこんなメッセージが届きました。

😎この本、まだ2ページくらいしか読んでないけどおすすめです! オライリーは至高ですね!

😮なんだって!

友人の、この手の書籍に対する審美眼はなかなかのものです。(たぶん)
検索すると、目次だけで刺さる刺さる!

刺さりすぎる目次

目次
本書への推薦の言葉
序文
はじめに
エッセンス

第I幕 Netscape:マネージャー

1章 誰からでも学ぶことがあると考える

2章 会議ボケ
    2.1 抱えすぎ
    2.2 リーダーとして卓越した仕事をするために

3章 難題
    3.1 特に厄介な課題
    3.2 難題に対する意思決定

4章 様子を見る、場をつかむ、味見をする
    4.1 様子を見る
    4.2 場をつかむ
    4.3 味見をする

5章 虫の知らせ
    5.1 虫の知らせとは何か
    5.2 待って、何? それがエッセンスなの? ちゃんと仕事しろってだけ? さよなら、ロップ
    5.3 虫の知らせを信じる
    5.4 何かが起きているが、何が起きているかはわからない

6章 プロフェッショナルとしての成長をはかる質問表
    6.1 プロフェッショナルとしての成長をはかる質問表
    6.2 常に前進
    6.3 具体的なフォローアップ

7章 パフォーマンスに関する質問
    7.1 チェックリスト・センテンス
    7.2 すべてが変わる

8章 ランズおすすめの時間節約術
    8.1 ブラウザ
    8.2 スマホ
    8.3 電子メール
    8.4 人生

9章 新任マネージャーのデス・スパイラル
    9.1 よーい、ドン
    9.2 最初は面と向かって
    9.3 やがて、陰で
    9.4 管理職に就くことは昇進ではない

第II幕 Apple:ディレクター

10章 青テープリスト
    10.1 すべてが壊れている
    10.2 壊れ度合い

11章 我慢の限界まで任せる
    11.1 託すこと
    11.2 シー、静かに
    11.3 リーダーを増やすという大切な仕事

12章 採用するには
    12.1 採用活動の第一のルール:50 %の時間を使う
    12.2 採用活動の基礎知識
    12.3 発見・理解・歓喜
    12.4 時間の50%を使う話をもう一度

13章 陰口・うわさ話・作り話
    13.1 耐えがたく多い厄介事
    13.2 悪気のないミーティング嫌い
    13.3 3 点のアジェンダ
    13.4 ミーティングは症状であって治療法ではない

14章 素敵なほめ言葉
    14.1 過度な満足感が得られる瞬間
    14.2 それはそう
    14.3 ほめ言葉の分析
    14.4 ほめ言葉によるキャリアの転向

15章 手厳しいことを言う
    15.1 頭の中の声
    15.2 手厳しいことを言う
    15.3 手厳しいことを聞き出す
    15.4 人生の目標

16章 どんなものだって破綻する
    16.1 三度目の正直
    16.2 ゲームスタート
    16.3 悲しいほど確実
    16.4 差別化要因としての失敗(あるいは、馬鹿げたゲームを2度やるなという教訓)

17章 組織図テスト
    17.1 読みやすいか確認する
    17.2 規模に応じて基礎が拡大する

18章 分散ミーティングの基礎知識
    18.1 リモート
    18.2 「人の多い」ミーティング
    18.3 たいした違いはない

第III幕 Slack:エグゼクティブ

19章 ゼロから作りたい病
    19.1 失敗の連鎖
    19.2 イノベーションを起こすべきときと、コツコツ改善すべきとき
    19.3 いちいち質問せずに行動する

20章 兵士
    20.1 問題対応ミーティング
    20.2 生産性の高いチームを作る
    20.3 学習性無力感
    20.4 みんなでトラストフォールを!
    20.5 問題を無駄にしない

21章 文化の流れ
    21.1 変わらない文化
    21.2 ストーリーを聞く
    21.3 文化の流れ

22章 アンチフロー
    22.1 アンチフローの活用
    22.2 インスピレーションの創出を武器にする

23章 実力主義は後追いの指標
    23.1 2 つのキャリアパス
    23.2 2 つの平等なキャリアパス
    23.3 成長税
    23.4 リーダーシップはどこからでも生まれる
    23.5 後追いの指標

24章 うわさ話の由来
    24.1 灰色の空間
    24.2 付和雷同
    24.3 くだらないからこそ深刻
    24.4 うわさ話は文化と共に大きくなる

25章 コバヤシマルのマネジメント
    25.1 性格テスト
    25.2 システムの異常
    25.3 完璧なコバヤシマル
    25.4 適切な準備
    25.5 予測できないことを予測する

26章 情報ネットワーク
    26.1 重要度と鮮度
    26.2 情報ネットワーク
    26.3 びっくりさせない
    26.4 情報通

27章 貴重な1時間
    27.1 忙しさは魅惑的
    27.2 偽ゾーン
    27.3 貴重な1時間
    27.4 タチの悪い状況

28章 メンターを探せ
    28.1 何も問題ないでしょう?
    28.2 不意打ち
    28.3 メンターの条件
    28.4 「逃げろ」

29章 ランズ流仕事術
    29.1 いつもの1週間
    29.2 揺るがない原則
    29.3 フィードバックの作法
    29.4 ミーティングの作法
    29.5 気質と正誤表

30章 揺るぎない優しさを
    30.1 千差万別の個性と意見について
    30.2 レイドの仕組み
    30.3 大丈夫だよ。
    30.4 嫌なヤツについて
    30.5 おみやげにお一つどうぞ

エピローグ:聞いた話によると……

訳者あとがき
索引

これは、機会があったら読まないと。 そう直感しました。

こんなこともあろうかと

それから数日後、某リアル書店の書籍検索機で、ポチポチ探してみる私。

🙁オライリー関連の棚は(たぶん)見たけど、置いてないのかな…。

そんな思いと裏腹に、書店内に1冊の在庫があることを教えてくれる書籍検索機。

🤕クッ! 私の目は節穴か!

いやいや、こんなこともあろうかと設置されているのが書籍検索機です。これでいいのだ!
数分後にはミツバチの表紙をニコニコ眺めながら、レジに並んでいました。

🧐思ったよりゴツくなくてよかった。これなら持ち運びして手軽に読めそう!

見切り発車

はたして内容はどうだったか?
いやゴメンナサイ、私もまだ2ページくらいしか読んでないです。嘘です。
2ページは嘘ですが実際のところ、まだ全部読んだわけではないです。

けれど、読み進めてじわじわ感じました。
これはアウトプットしながら読まなければ、私にとってのほんとうにならないと。

だから、まずは記事にすることにしました。
今後どうまとめるかノープランです!

エンジニアのための導きの書

プロジェクト管理系の良書や、より一般的なリーダー論はほかにもたくさんあります。
なんだかんだで、ドラッカー氏はエンジニアもおさえておいて損はないですし。

ただ、それでも。
この本は多くのエンジニアにとって、地に足の着いた新たな導きの書になる予感がします。

私の、今のところの印象として、

  • リーダーでなくても、エンジニアなら読んでみて損はない
  • 「私は『こういう立場』だから、実際には〇〇はできないんだよね」
    そんなあきらめの気持ちで、この手の本を過去に読んだ人も…
    この本はちょっと無心で読んでよいと思う

ということが言えます。
とくに2つ目は…「それって『どういう立場』?」 がふわっとしてて恐縮ですが。

たとえば 「リーダー」という言葉が入っているから私には関係ないと思ってしまうとか…ですね。

それはもったいないので。
タイトルからの先入観なく読むとよい本だと思います。

マイク・クリーガー氏の序文

Instagramの前CTOであるクリーガー氏が序文を執筆しています。

ロップ氏のいうエッセンスの一つを、新しいマネジメントのコツとして初めて試すときには、まだ体に合っていないおろしたてのシャツを着た時のような違和感があるかもしれません。

序文だというのに、すでにドキドキしますね。

しかし、そうした居心地の悪さを我慢して続けていけば、そのふるまいはやがて自分のものになり、さらにそこに自分なりの工夫を加えて自分のものにできるという魔法が起こるのです。

うぉおおお。もう読まずにはおれん!

ささやかなケツイ

できれば、この本自体を工夫をもって読み解いてゆきたい。
付箋ペタペタするなり、極めきれてないグラレコもどきを描くなりして。

そんな思いに駆られる本に出合いました。友人に感謝!

今後も読み解き記事など、なにかもう少し具体的なものも書けたらよいなと思います。

今回は、ご紹介まで。

その後…

読み進めると同時に、記事を追加中です!

第I幕 Netscape:マネージャー

2022年09月11日、ひとまず読了。
第I幕 Netscape_マネージャー.jpg

第II幕 Apple:ディレクター

2023年02月26日、ひとまず読了。
第II幕 Apple_ディレクター.jpg

第III幕 Slack:エグゼクティブ

続きは、これから。

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