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初心者必見! 「最小限の知識と手間で実現」既存システムの AWS 移行 その1 【移行概要 編】

Last updated at Posted at 2020-01-29

はじめに

既存システムのバックアップデータを利用し、最小限の知識と手間 で AWS 上へ AMI 変換により移行を実現する方法を 4回に分けてご紹介します。

利用する製品は、取り扱いがとっても簡単で安定性の評価も高い "Veritas System Recovery" です。
バージョン 18 SP1(Service Pack 1)から、4ステップの項目に答えるだけで AWS 上に既存システムの AMI を作成できる AWS 移行ツール(AMI 変換ツール) が標準機能として添付され、Veritas System Recovery をご利用のお客様は、追加コストなしに AWS 移行ツールをご利用いただけるようになりました。

最終回までご覧いただくと、バックアップ から AMI 変換完了 まで の手順を ステップ by ステップ で解説した 『実機確認済み の AWS 移行手順書』を入手いただけます!

こんな人におすすめ

AWS の知識が殆どないが、AWS 上での既存システムの動作や修正箇所などを色々と試してみたい
Windows 2008(非R2)uEFI 環境を移行したいけど、移行ツールが対応してなくて困っている
移行ツールの構成や要件が複雑だったり、高価なので躊躇している
・現在 System Recovery でバックアップ運用中で AWS 移行を検討している
・EC2 インスタンスのトラブル時に、オンプレの物理や仮想環境にリカバリして原因を切り分けたい

移行対象環境

オンプレの物理環境、仮想環境の仮想マシンにおける以下の Windows 環境となります。
仮想ホストの種類は問いません!

・Microsoft Windows Server 2008 (32/64 bit)
・Microsoft Windows Server 2008 R2 (x64)
・Microsoft Windows Server 2012 (x64)
・Microsoft Windows Server 2012 R2 (x64)
・Microsoft Windows Server 2016 (x64)
・Microsoft Windows Server 1709 (x64)
・Microsoft Windows Server 1803 (x64)
・Microsoft Windows Server 1803 (x64)
・Microsoft Windows 7 (英語版) (x86/x64)
・Microsoft Windows 8 (米国英語版) (x86/x64)
・Microsoft Windows 8.1 (米国英語版) (x64)
・Microsoft Windows 10 (米国英語版) (x64)

※ Windows 2008 の無印(非R2)や uEFI にも対応です

AMI 変換の流れ

「バックアップデータ」を「仮想イメージ」に変換し、「S3 へアップロード」したものを「AMI 変換」するといった流れになります。

  1. Veritas System Recovery によるバックアップ(GUI)
  2. バックアップデータを仮想イメージに変換(GUI / 移行ツール)
  3. 仮想イメージを S3 へアップロード(移行ツール)
  4. アップロードした仮想イメージを AMI に変換(移行ツール)

バックアップやバックアップデータの仮想イメージの変換は Veritas System Recovery 本体機能で行い、仮想イメージの S3 アップロードと AMI 変換を AWS 移行ツールで行ないます。
※「バックアップデータの仮想イメージ変換」は、AWS 移行ツールで実行することも可能

仮想イメージに変換する理由は?

なぜ「バックアップデータ」を、一度「仮想イメージ」に変換する必要があるのでしょうか?

これは、「AWS 移行ツール」内部で使用している AWS 側の仕組みとして、「AMI 変換元」の対象が「仮想イメージ」に指定されているからとなります。
Veritas System Recovery では、物理、仮想環境で取得したバックアップデータを AMI 変換でサポートされる「仮想イメージ」に変換することができるのです。

AMI 変換の全体像

AMI変換全体像詳細.png
AMI変換全体像詳細 説明.png

おわりに

いかがだったでしょうか?
Veritas System Recovery を利用した場合、どのような流れで既存システムを AWS へ移行するか、イメージをつかんでいただくことができたでしょうか?

次回は、「AWS 移行ツール」と共に AMI 変換の元となる「バックアップ」と「仮想イメージ」への変換方法についてもご紹介いたします。

と、いうことで、次回までに以下のサイトから評価版をダウンロードしておいていただけると嬉しいです。
もちろんご購入いただければ、なおありがたいです(^_^;)
日々のバックアップ/リカバリにもおすすめです!

Veritas System Recovery 60 日間無料体験版 ダウンロードはこちら

とっても簡単なので、ダウンロードと合わせてインストールや製品を起動し、管理コンソールの感覚を多少でもご確認いただいておくと、次回のご案内の理解度がより深まりやすくなると思います。

また、Veritas System Recovery のインストールや設定、利用方法など、以下のページに資料がありますので、よろしければご活用ください!

Veritas System Recovery 18 インストール(pdf、約1.4MB)
Veritas System Recovery 18 バックアップ(pdf、約3.0MB)

次回は、第2弾として【移行ツール 編】をお届けいたします!

【まとめ記事】ベリタステクノロジーズ 全記事へのリンク集もよろしくお願いいたします。

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