はじめに
Microsoft Windows 11 Home環境でWSL2を使用し、Ubuntu-24.04を利用する際、ext4.vhdxファイルのサイズ管理は重要な課題です。特に、ローカルLLM(大規模言語モデル)の検証を行う場合、大きなファイルを扱うことが多く、ストレージの効率的な管理が求められます。本記事では、ext4.vhdxの無駄な拡大を防ぐための運用ルールを提案します。
運用ルール
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大きなファイルを一時的に扱うタスクでは、/mnt/c/Users/ 配下での作業
- 理由: ext4.vhdxのサイズが無駄に増大するのを防ぐため、大きなファイルを扱う際はWindowsのNTFSファイルシステムを利用します。これにより、WSL2の仮想ディスクの肥大化を避けることができます。NTFSはI/Oパフォーマンスが低下する可能性がありますが、大きなファイルの一時的な作業には影響が少ないと考えられます。
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こまめに不要ファイルは消しておく
- 理由: 不要ファイルの定期的な削除は、ストレージの効率的な管理において非常に重要です。特にDockerを使用している場合、未使用のコンテナやイメージを削除することで、ext4.vhdxのサイズを抑えることができます。以下のコマンドを定期的に実行することを推奨します。
docker system prune -a
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定期的に ext4.vhdx の縮小タスクを実行する
- 理由: ext4.vhdxのサイズを管理するために、定期的に縮小タスクを実行することは非常に良い考えです。以下の手順で圧縮を行います。
wsl --shutdown diskpart select vdisk file="C:\Users\<username>\AppData\Local\Packages\CanonicalGroupLimited.Ubuntu_79rhkp1fndgsc\LocalState\ext4.vhdx" attach vdisk readonly compact vdisk detach vdisk exit
- 注意点: 縮小作業を行う際は、必ずWSLをシャットダウンしてから実行します。また、操作ミスによるデータ損失を避けるために、事前にバックアップを取ることをお勧めします。
結論
これらの運用ルールを遵守することで、WSL2環境でのext4.vhdxの無駄な拡大を防ぎ、ストレージの効率を最大化することができます。特にローカルLLMの検証を行う際には、これらのルールを実践することで、快適な作業環境を維持できるでしょう。