macのM1チップが入ったmacbook Areを購入したが、pythonの切り替えができずに悩んでいたら、M1ではHomebrewやpyenvを使うことができない(厳密には使えるらしいが難しい)とのことなので、仮想環境を作成してpython 3系を使えるようにする方法と、ローカルサーバーを作成する方法を試したのでお伝えします
動作環境
OS : macOS Big Sur 11.4
前提条件
- ターミナルが「Rosseta上なのか」「ARMアーキテクチャ上なのか」確認。
- 以下のコマンドを実行し、「arm64」と表示されればARMアーキテクチャ上で動いている
$ uname -m
arm64
miniforgeのインストール
- 以下のURLから「Miniforge3-MacOSX-arm64」をダウンロード
- ターミナルからダウンロードしたスクリプトを実行
$ cd Downloads
$ bash Miniforge3-MacOSX-arm64.sh
- 実行中にいろいろ聞かれますが、基本的にはYESで進めます
* インストール後、以下のコマンドを実行し、頭に(base)がついたら仮想環境の実行が完了です
$ source ~/.zshrc
python 3系が使用できる環境を作成
- 以下のコマンドを実行し、新しい仮想環境を作成する。作成時にpythonのバージョンを指定
$ conda create -n my_env python=3.9
- 作成した仮想環境に入る
$ conda activate my_env
- 仮想環境上でpythonのバージョンを確認し、3系のバージョンになっていれば成功です。
$ python -V
Python 3.9.6
ローカルサーバーの起動
- python 3系の仮想環境を作成
$ conda create -n webapp_env python=3.9
- 仮想環境に入って、をインストール
$ conda activate webapp_env
$ conda install django
- プロジェクトの作成
$ django-admin startproject helloworld
- ローカルサーバーの起動
$ cd helloworld
$ python manage.py migrate
$ python manage.py runserver
- 以下のURlにアクセスしdjangoの画面が表示されれば成功