reactに関する記事はたくさんありますが、
webpackやbabelの設定等を手動で行う必要があり
敷居が高いものとなっています。
そこで今回は現時点で公式サイトに記載されている方法に則って
簡単に導入する方法を記載します。
###公式サイトのインストール手順
https://facebook.github.io/react/docs/installation.html
事前にnpmのインストールを行います。
centos7の場合
sudo yum install -y epel-release
sudo yum install -y nodejs npm
epel-releaseはnpmをインストール際に必要となります。
###グローバルにcreate-react-appをインストールします。
npm install -g create-react-app
###hello-worldという名前でプロジェクトの作成をします。
create-react-app hello-world
※hello-worldは任意の名前をつけることが可能です。
テンプレートとしてプロジェクトが作成がされるので
こちらを編集しながらreactを覚えて行くと良いと思います。
###サーバーを起動させます。
cd hello-world
npm start
Compiled successfully!
と表示されるので
ブラウザで
http://localhost:3000/
にアクセスをします。
「To get started, edit src/App.js and save to reload.」
とページに表示されたら成功です。
こちらは必須ではありませんが
設定ファイルをローカルに出力して
編集できるような状態にするには
npm run eject
を使います。
Are you sure you want to eject? This action is permanent. [y/N]
と訊かれるのでyを押してEnterを押します。
webpack, babel, eslint等が含まれていることがわかります。
package.jsonの中身にもこちらが記載されています。
###コマンド一覧
ちなみにpackage.jsonのscriptsがコマンドとなっています。
コマンド | 内容 |
---|---|
npm run start | サーバーの起動 |
npm run build | reactのコンパイル |
npm run test | テストの実行 |
npm run eject | 設定ファイルをローカルに作成 |