Scrum Fest Sapporo Day 2 「遠くにいるチームメンバーと、空間を超えて会える場を作った話」
2020/11/07に開催されたScrum Fest Sapporoの発表です。
https://confengine.com/scrum-fest-sapporo-2020/proposal/14193
チーム参加してきました
aslead Agile のチーム「オキザリス」にて参加してきました。
チーム7人中、3人で参加して、その場で実況しつつ、記事も作っています。
バーチャルワークプレイスの話
遠くにいてもメンバーがそこにいるかのように働ける。
ヘッドマウントディスプレイとコントローラーを使って、バーチャル上で人に会える。
フルリモートでやって、壁にいっぱい付箋を貼って、みたいなのをやりたかったが、Miroとかを使ってもふべn不便だった。
自分たちで作り始めた。
バーチャルワークプレイスについて
紹介動画はこちら
パソコンを使ったり、空間ディスプレイをやったり。
VRの中でPCの資料やアプリを使える。空間の保存・復元が出来るので、前回の続きから再開もできる。
今日伝えたいこと
未来は僕らの手の中
- 企業のSEでも事業が立ち上げで来たということと、そこの学び
- バーチャルの可能性と、未来の働き方を知るきっかけになってほしい。
経歴
- 2003 / 入社。ガチガチのWFプロジェクト。
- 2009~ / サービス開発
- 全天球(天体)アプリをOculus Riftで作った。
- 未来を感じた。人生をかけてそのプロダクトにはまっていくことになる
- Global Game Jam(72時間でゲームを作る)など、社内→社外イベントで色々やってきた。
VRの事例
- 大きい機器を展示会場に持っていけないので、VRで見学できる
- 工場見学ができる
- イベントによるブランドプロモーション
VR事業へ
VRで、リアルよりも便利に働ける世界へ
- "働く"の痛みをなくし
- "働く"の喜びを高める
好きなことを事業にしていくやり方は?
JUST DO IT!
社内で勉強していてもチャンスがなければ何もなかったはず。
運もあるかもしれないけれど、会社をやめてもどこかでできるような技術ができていれば大丈夫
バーチャルの可能性、未来の働き方
バーチャル=実質。実質現実。
フルデジタルの現実。
デジタルで出来ることが現実で出来る
ノーコストtで、複製や保存、圧縮などできる。
空間を超えてコミュニケーション、保存ができるのでタイムシフトして体験できる。ハプティクスで感覚も体験できる。
こういう捉え方をすると様々なことができるように思えてくる。
チームビジョン
- バーチャルでリアルよりも便利に働ける世界へ
- 3つの変革
- Commuication
- Information
- Automation
チーム
1週間のイテレーション
水曜日にビジネスサイドも交えた全体定例、金曜日に開発定例
全体定例も全員VR!
フィードバックループが早い。
自分たちの働く環境を自分たちで便利にしていっている。←ここが面白い
バーチャル空間では参加者の顔の向きとかが表示されていて、どっちを向いているかなどがわかる。
活用シーン
- 会議・コミュニケーション
- 機器コストがかかる
- 将来的に機器が小さくなるなどで活用が進むと考えている
- 建設分野での活用
建築向けの動画
建築物の実寸台オブジェクトと、ミニチュアのオブジェクトを用意。
ミニチュアオブジェクトを使いながらその日の作業のブリーフィングをしてから、実寸台のオブジェクトを使って詳細を会話していく。
距離の計測機能も実装。
建築の話
設計の段階からプログラマーが入っていって、デジタルなデータを使いながら検討をすすめる。
アーキテクチャー⇔ソフトウェア
ケビンリンチ
アレグザンダーの師匠
要素をどう見つけるか。という観点を持っていた人。
本日話さなかったこと
- 3Dエンジン、VR開発の学習ステップ
- 社内での新しいことの始め方、広げ方
等々
まとめ
VRで、リアルよりも便利に働ける世界へ
フルデジタルの現実だと思うとより想像が広がる
感想
(チーム全員の感想です)
- 明るい未来が来るなと感じました。実現可能な近未来で、使ってみたい!と思える内容でした。
- VRってあまり今までかかわりがなかったから、仕事で使うにはまだまだかと思っていたけど、もう現実世界でも実用可能なレベルまで近づいてきてるんだなーと思ってすごくわくわくしました。
- 未来感のある話で興味深かった。VRで働き方を変えてくれることに期待。なにより楽しく活動しているのが伝わってきました。