はじめに
2018/01/25(木) ネタ出し会 #211 として、社内でマインドマップを長く使っている方にマインドマップを教えてもらう会を開催しましたので、そのレポートです。
NRIでは、毎週木曜日「ネタ出し会」として、「何でもいいので好きな内容を発表しよう」という趣旨で、部内外の人を集めて発表会を続けています。今回は211回目でした。毎回ppt資料によるスライド発表がメインなのですが、今回は趣向を変えて、ワークショップ形式で実際に手を動かしながら学ぶ会としました。入社以来10年間マインドマップを愛用している、という山崎さんにご登壇いただき、発表していただきました。
ワークショップの流れ
- マインドマップの説明
- マインドマップのデモ
- 実践・マインドマップ
という流れで行いました。デモを実際に「マインドマップをどう書くのか?」というネタに対してマインドマップを書いていただいたので、イメージがしやすく、理解が深まりました。
ワークショップの様子
社内勉強会、マインドマップワークショップ。ワークショップということでやや参加者は少なめ(尻込みした?)でしまが、皆でマインドマップの基本を知ることができました! pic.twitter.com/jQsEzHdJFr
— びば(森のフレンズ) (@viva_tweet_x) 2018年1月25日
講師がデモとして記載してくれた、マインドマップのHow to。ブランチの切り方、こうやるんですね。私もマインドマップっぽいの描いていましたが、ぽいだけで別物だったようです。 pic.twitter.com/UkiVGw6cwf
— びば(森のフレンズ) (@viva_tweet_x) 2018年1月25日
2人組になってマインドマップを実際に書いてみました。こちらのテーマは「私たちの先週末の日記」です。(私もこのグループ)
— びば(森のフレンズ) (@viva_tweet_x) 2018年1月25日
真ん中にグラフィックは必ず描きましょう、というので気合い入れて2人で描きました。描くと楽しくなってきますね pic.twitter.com/GiTaE2iOoc
こちらはテーマ「働き方改革」。怒りが伝わってくる... pic.twitter.com/Y1Z7BxrHZD
— びば(森のフレンズ) (@viva_tweet_x) 2018年1月25日
こちらもテーマ「働き方改革」。「描いていくとMECEになるよね」というのを強く意識していそうです。改革に強い力を感じますね。 pic.twitter.com/2xgg56PQ1J
— びば(森のフレンズ) (@viva_tweet_x) 2018年1月25日
わ、我々以外のテーマはみんな「働き方改革」だったようです。サンプルテーマをいくつか提示いただいていたのですが、みんなの心に刺さったのが改革みたいですね。
— びば(森のフレンズ) (@viva_tweet_x) 2018年1月25日
こちらのマインドマップからは、改革への前向きなイメージが湧いてきますね。 pic.twitter.com/blEWyh9o0t
講師の方は入社以来10年間マインドマップを書き続けている方で、参考書籍や自身の過去のマインドマップを見せてくれました。 pic.twitter.com/01onuuxDue
— びば(森のフレンズ) (@viva_tweet_x) 2018年1月25日
マインドマップの描き方まとめ
マインドマップについて
- なんでも使える
- 思考法の1つ
- 楽しく描く
- 描いていくことでMECEになっていく
ブランチの描き方
- 中央にはイメージを描く
- 中央からブランチを伸ばしていく
- ブランチは太くし、色を塗る
- ブランチの色は黒・青・赤・緑の4色。イメージカラーを決めておく
- イメージカラーは出来るだけ黒を避ける
- ブランチごとにイメージカラーは変える
ハイライト・クラウドの描き方
- ハイライト色を決め、ハイライトやクラウド(ハイライトのまとまり)を作る
- クラウド同士のつながりから、新たなブランチが出ないか考えてみる
所感
私もマインドマップもどきを使っていたのですが、基本を知らない状態で使っていたのでかなりお粗末でした…
以下、ちゃんとやろうと思ったもの。
- ブランチは太くする。色を塗る。
- ブランチの終端ではなく、横に「単語」を書く
- ブランチを伸ばすときにはMECEになるよう意識する
私は「残す技術」として「グラフィックレコード」を多様しているので、メインはそちらのほうが合っているのですが、マインドマップっぽいものを描くこともあるので、しっかり練習をしていこうと思います。また、資料作成のネタを考えるときにもマインドマップを多用しているので、そちらは正しい書き方で今後描いていこうかな、と。「楽しく見えないから黒色はNG」という話もいただきましたが、思考術としてのマインドマップとしては黒でもいいのかなーと思ったり。残すためのマインドマップであれば、カラフルに描いていったほうが楽しいし、記憶にも残りやすいのは間違いないですね。
印象に残ったのは、「楽しく描く」ということ。
講師の方は何より「楽しく描く」というのを強調されていて、実際にデモのときにも楽しそうに描いていました。自分の手でキレイな絵を描いて、ブランチを伸ばしていくのは、私もとても楽しいと感じました。メモを電子で取る方のほうが多いですが、場に応じて手書きでメモをこのように残せる技術も重要だと思います。私にとって、マインドマップという一つの可能性を開示してくれた講師の山崎さんに感謝です!
参加して楽しくお絵かきしてくれた方にもマインドマップが広がるといいな。