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(レポート)Agile Japan NRIサテライト

Last updated at Posted at 2018-02-14

はじめに

2018/02/09(金) に開催された、Agile Japan NRIサテライトに参加しましたので、そのレポートです。
Agile Japanのサテライト開催ということで、永和システムマネジメントの平鍋 健児さん、アトラクタの吉羽さんなど、著名人にもお越しいただき、講演+ワークショップを、午後まるっとカンファレンスを行いました。私はワークショップの担当と、運営のサポートをさせていただきました。

スケジュール

時間 講演 ワークショップ
11:00~12:00 AgileJapan2017基調講演DVD -
13:10~13:30 オープニングトーク(NRI石橋さん) -
13:30~14:30 Agile/SCRUM × aslead の実践事例(アトラクタ岡本さん、NRI蒋さん) ふりかえりワークショップ~序~(NRI森、NRI岩松さん)
14:30~15:30 SCRUMにUXを組み合わせた考え方(tigerspike村岸さん)
15:30~16:00 SCRUMをベースにしたNRIでの適用事例の紹介(NRI森實さん) -
16:00~17:00 プロジェクトファシリテーションという考え方とエンタープライズ領域での適用方法/事例の紹介(永和システムマネジメント平鍋さん) aslead体験
17:00~18:00 SCRUMにおけるチームビルディングの考え方(アトラクタ吉羽さん)
18:00~18:10 終わりのメッセージ(NRI大元さん) -

私はワークショップ部屋の準備等で出れない講演が多かったのが残念…
ですが、ワークショップの様子をメインでお伝えできればと思います。

ワークショップ

ふりかえりワークショップ~序~

資料はコチラ(uploadしなおしました)。
上記の資料をベースに、ワークショップを進行させていただきました。
ワークショップでは、以下のことを学習・実施いただきました。

  • ふりかえりを学ぶ
  • ふりかえりの手法を簡単に知る
  • 紙飛行機ワークショップによりKPTを実践する
  • VSMの紹介

今回はふりかえりを知らない人をターゲットに、「ふりかえりワークショップ~序~」というタイトルで資料を作らせていただきました。プロジェクトが終わった後にふりかえりをする場面は社内でも増えてはきているものの、ふりかえりそのものをやったことがない、という人も半数以上。ふりかえり自体の効力を知っていただくために、ふりかえりで最もポピュラーな(だと思われる)KPTを体験するワークを作りました。

ワークの内容は4人1組でチームを作り、紙飛行機を作って飛ばす、という簡単なものです。ただ、意外と奥が深い。3分間のワークで飛行機を10個飛ばせるか、というのがこのワークの一つの壁だと思われます。計画・ワーク・ふりかえりで1サイクルとし、計4サイクル回して合計数を競いました。
ふりかえりの中ではKPTの基本的なエッセンスを実践し、改善を行います。初顔合わせのチームでしたが、壁に付箋を貼ってふりかえりを行ったり、実際の紙を折りながらふりかえりを行ったり、とチームごとに色が出るのもふりかえりの醍醐味ですね。前回のTryの結果がどうなったか、という改善のループも回していたので、KPTによる改善の威力は体験いただけたのかな、と思います。

最後に長期的な目線から見たふりかえり「VSM」に関して岩松さんから紹介いただいたあと、「ワークショップのふりかえり」をしてクロージングとなりました。ワークショップのふりかえりではYWTによるふりかえりを個人で行った後、「みんぐる」による共有を行いました。色んな人との活発な情報交換をしていただいて、「持ち帰って是非やってみたい」という話が聞こえたのも嬉しく感じます。

全員がワークに真剣に、かつ楽しんで取り組んでいただけたため、私もワークショップを開いてよかった、と思います。参加いただいた皆様、運営に協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。

講演

SCRUMをベースにしたNRIでの適用事例の紹介

「侍れっど」ことNRI森實さんの話。

なぜかRSGT2018の登壇者の服を着ている(笑) 社内でもアジャイル・スクラムをするにあたって凄く苦労してきて、ようやく認められるようになった、という講演も以前聞いていたので、今回の話は響く人が多かったのでは、と思います。改善をするためにもふりかえりは大事だという話もしていただき、ちょくちょく私のスライドから引用いただいていたのも嬉しかったです。

プロジェクトファシリテーションという考え方とエンタープライズ領域での適用方法/事例の紹介

平鍋さんのお話。
アジャイルは3周目に入っている、という話から。大手ベンダーがアジャイルに着手し始めている今は3周目だそうです。3周目になんとか載っている、という状態ですので、これからどんどんと手を広げていきたいところです。プロジェクトファシリテーション協会の内容もふんだんに紹介されており、紹介されていた 朝会ガイド は私のチームでも勉強会で共有していました。話の幅もアジャイル・スクラムに留まらずとても広く、1時間と言わずもっと色々話を聞いていたいなと感じました。

SCRUMにおけるチームビルディングの考え方

アトラクタ吉羽さんの話。寿司から始まる。

吉羽さんには何度もコーチとして来ていただいてスクラムの基本を叩き込んでいただいたので、RSGT2018の講演と同様「確かにそうだよなー」としみじみ感じる部分ばかりでした。

上記のFist to Fiveは以前から知っているものの、あまり使う機会が無かった(忘れかけていた)ので、早速チームで使ってみました。Agree / Disagree / 多数に同意 の3軸よりちょっと複雑ですが、提案に乗るかどうかをFist to Fiveでやるのは適していそうです。
機能しているチームを簡単に崩してしまうのもSIerあるあるなので、そこに対してもスクラムマスターとして戦っていかなければならないなと感じました。

おわりに

メッセージボードには、凄くたくさんのメッセージを記載いただきました(お堅い文化なので感動的なくらいたくさん出ています)。こういったライトなイベントが開催されること自体が今までなかった文化ですので、今後も継続できるよう頑張っていきます。
最後に森實さんのツイートを引用して終わります。

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