この記事について
ふりかえりの手法を1つずつ紹介していきます。
ふりかえりをより楽しくしていくためにお使いください。
DPA(Design the Partnership Alliance)
出典:リーダー塾
目的
- チームにとって望ましい場または雰囲気を意識的・意図的にデザインします。
- 責任を分かち合う状態を作り出します。
- 関係を維持する上で必要な、目に見える行動基準を作ります。
所要時間
5~15分
ステップ
導入として、今回(以降)のふりかえりをどんな雰囲気で行っていきたいか、みんなで話し合ってから進めるということを宣言しましょう。
以下の問いについて自由に発言してもらいます。問いは多くても3つほどで、問い1つに対して3~5分です。また、問いの内容について全員で合意できるものを全員で選びましょう。
- どんな雰囲気を作り出したいか?
- その雰囲気を作りだすためにどんなことをしますか?
- 困難なときお互いにどのようにありたいか?
- この関係にどのようなものが持ち込まれると、さらに豊かになるか?
- あなたは個人として、この関係にどんな貢献をしますか?
メンバーが多い場合は、賛成・反対により全体での合意をとってもよいです。全員が賛成のものを選びましょう。全員で合意した内容は、毎回ふりかえりの前に確認するなど、定期的に確認し、アップデートしましょう。
事前準備・道具
意見を書き出すための付箋を用意します。問いの数だけ、付箋の色を用意しましょう。また、付箋に意見を書くためのペンを人数分用意します。また、意見を掲示するためのホワイトボードを準備します。
ホワイトボードには、あらかじめ問いの内容を記載しておき、問いの数だけホワイトボードに線を引いてセクションを作ります。
ファシリテーションのポイント
チームで合意した内容は、全員の目に付く場所においておき、誰かが合意事項を破っている人がいたら、チームのメンバー同士で注意しあいましょう。注意するときには、口頭で叱るのではなく、無言で合意事項を指差したり、笑いながら指摘するなど、チームの関係性を崩さないような注意の仕方を心がけましょう。
進め方の例
#ふりかえりam #1で実践しています。