1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Scrum Fest Sapporo Day 1 参加レポート「Tsutomu Yasui - Happy Lucky XP ― ケント・ベックに教わったこと」

Last updated at Posted at 2020-11-06

Scrum Fest Sapporo Day 1 「Tsutomu Yasui - Happy Lucky XP ― ケント・ベックに教わったこと」

2020/11/06に開催されたScrum Fest Sapporoの発表です。
https://confengine.com/scrum-fest-sapporo-2020/proposal/15008

image.png
発表資料はhttps://speakerdeck.com/yattom/happy-lucky-xpで参照できます。

チーム参加してきました

aslead Agile のチーム「オキザリス」にて参加してきました。
このセッションはチーム7人中、3人で参加して、その場で実況しつつ、記事も作っています。

Happy! Lucky! XP! が語呂いいことに気づいた

XPとの出会い

IBMがXPを導入しておりそこでやってみようと思った

プラクティス

XPはやりすぎなプラクティスでもある(エクストリーム=極端)

XP本初版

コードレビューがよいのであればいつでもやれば。
XXがよいのであれば、いつでもXXやればいいじゃない。
変更コストを低く抑えることは魔法のようには起こらない。
オブジェクト技術がキーとなる(オブジェクト指向)

XP本2版

初版のプラクティスはエクストリームでなくなっていた
XPがあたりまえになり、みんなに浸透していた
プラクティスの特徴はフィードバックである

私がほかの人とプログラミングすることでFBをもらう → ペアプロ
私がテストを最初に書くことでFBをもらう → テスト駆動
すべてのプラクティスが誰かからフィードバックを得られるようになっている

オブジェクト指向の原理

  • アイデンティティ
    • オブジェクトが一位に識別できる
  • 関係
    • 複数のオブジェクトに関係を持たせる
  • メッセージパッシング
    • オブジェクトが関係でつながっていれば、メッセージを送れる
    • 関係があるからメッセージが渡せ

全体がよくなって、自分だけがよくなってもしょうがない

私というコンポーネント

コンポーネントは複数のオブジェクトで構成され、関連する機能を提供する単位。

  • わたし
    • 右手
      • キーボード。自分の一部として使えている感覚
    • 自転車, 楽器, ペン。自分の体になじむ感覚。
    • 家族, 友人。自分の一部として感じる感覚。

関係性を経由して、いろんなものと繋がっている。
自分がどこまで関係しているかは、明確な関係性は分からない。

Responsibility

  • respond(v)=反応する
  • rsponsible(adj)=反応できる
  • responsibility(n)=反応できる能力

どこかの誰かと関係があるだろうか?
直接的には関係ないかもしれないけど、実はつながりがあるかもしれない。
そうなると、導出関係が生まれる。
関係がないのに関係ができる。
どこかの誰かが行った行動に、わたしが反応できるようになる。
一切反応しないよ、というのも反応。意識的な判断で行動できるようになる。

カルカソンヌ

野原と道と街のタイルを繋げて、広げていくゲーム。
広がる世界の中でポイントを稼いでいくゲーム。
世界が広がっていくのが好き。
広がり続ける世界の中にある私。

まとめ

XPから、*広がり続ける世界を看過する能力**を学んだ。

私にとってXPとは、裂け目を癒す試み。
砕けて分かれたものを、元に戻す。
わたしが元の姿に戻る試みが、XP。
調和を共有する試み。
ソフトウェア開発で人間としての欲求を満たすことである

Happy! Lucky! XP!

感想

  • なんとなくXPしてたけど、「つながる」というのが1つキーワードなのかー
  • すごく語呂がいい。癒された。
  • XPをもう一度読み直してみたいな、と思った。関係性を広げていこう。
  • XPのプラクティスが人からFBをもらえるようになっているというのは知らなかった。
1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?