Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 Day 1 「R&Dチームが歩むスクラム守破離ジャーニー」
2021/01/06に開催されたRegional Scrum Gathering Tokyo 2021での発表です。
https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2021/proposal/14643/r-d
チーム参加してきました
aslead Agile のチーム「オキザリス」にて参加してきました。
チーム7人で参加して、その場で実況しつつ、記事も作っています。
守にたどり着くまで
2年前に導入したやり方が塩漬けになって、変わっていなかった。
事前記入型のふりかえりでは、個人の話ばかりになっていた。
ふりかえりを機能させて透明性を担保するためにすることとして、
- モブ相談の時間を設ける
- 全員でインセプションデッキをつくったり
など色々な検査と適応を繰り返しながらカイゼンしていき、守にたどり着いた。
守から破へ
アジャイルな見積もりと計画づくりに書かれている「コミットメント主導」のプランニングへ変わっていった。
スプリントの先にあるものへと意識が変わっていった。
プリントの半ばでリプランニングを実施して、後半の計画を修正していった
コミットメントを死守するように残業するようになっていった
コミットメントを減らしたら、成果は減って残業も減らない。
互いの状況が分かりにくくなっていた。
対話の欠如が起こっていた。
そこでカイゼンを続けていったところで、初めてのリモートワーク。
変わりゆく世界に対応するために、こういう時だからこそ「ふりかえり」だ、という風になっていった
バーンダウンしない問題への対処
バーンダウンしないのは仕方ない、と現状に甘えていたのを、若手が活をくれた。
インクリメントにフォーカスした朝会
「朝会は一人一人話しているから、仕事も個人個人になりますよね」
個人とチームのせめぎあい
- 評価は個人単位
- チームで動こうとしても、組織のモメンタムに引きずられてしまっていた
うまくいったパターンを記録するようにしていった
スクラムへの適応
いつの間にか、チームがスクラムに適応していることに気付いていた
そして、離へ
これからも旅路は続く
感想
先に進んでは戻って、の繰り返しがすごくリアルでした。チームとして前に進んでいけるように、根気強く問題の根源へと対応していけるよう意識していきたい。