今回やったこと
- 手元のWindows11 laptopから同じネットワーク上のJetson(Ubuntu20.04)に対して, ssh接続を行った.
- 手元のコマンドラインからJetson上でソフトを動かして, X11でそれを手元のLaptopで表示した
準備
- jetsonとlaptopが同じネットワーク上にいることを確認
- 携帯のネットワークスキャンアプリなどでネットワーク上のデバイスのIPアドレスを確認
今回は手元のWindows laptopとjetsonのIPアドレスがわかればよい
- windowsのlaptopにVcXsrvをインストール
x11接続にはサーバー側とクライアント側が必要です. 今回はwindows側で入力をして, それをjetson側で処理して, windows側でGUIとして表示するので, windows側にx11サーバー用のアプリVcXsrvをインストールする.
手順
- start no client
- Disable access controlを含めてすべてにチェック
2- ssh接続でwindows側からjetson ubuntu側のコマンドラインを操作できるようにする.
例: ssh -X hoge@192.168.0.104
-Xというオプションはx11を許可するために必要です. Windowsのコマンドラインに打ってください.
3- sshのconfigに次の記述があるか確認
sudo vim /etc/ssh/sshd_config
(これはjetsonのコマンドラインで開いてください)
X11Forwarding yes
X11DisplayOffset 10
X11UseLocalhost yes
4- DISPLAY変数をjetson上で設定
LaptopのIPアドレス:0.0
の形式で登録
export DISPLAY=192.168.0.103:0.0
5- xeyesまたは, xclockをjetson上で実行
GUIが表示されたら成功です.