ローカルPCからFirestoreのデータにアクセスする

Python用Googleクライアントライブラリーを使ってFirestoreのデータへアクセスする。
そのためにはサービスアカウントを作成して鍵（jsonファイル）を準備する必要がある。

GCPのコンソールからサービスアカウントを作成する方法

• GCPコンソール->IAMと管理->サービスアカウントで作成する
• 鍵（jsonファイル）が作成されるのでローカルPCへダウンロードする
• pipコマンドでライブラリをインストールする

$ pip install google-cloud-firestore

実際に取得してみる

from google.cloud import firestore
# 上で作成したjsonファイルを読み込ませる
client = firestore.Client.from_service_account_json('/key.json')
# 「/A/docid」のドキュメントを受信する
client.collection('A').document('docid').get().to_dict()
> {u'foo': u'bar'} # 取得できた

Firebaseのコンソールからサービスアカウントを作成する方法

GCPコンソールに行かなくてもFirebaseコンソールからサービスアカウントを作成できる。

• Firebaseコンソール->ギアアイコンをクリック->プロジェクトの設定->サービスアカウントへ移動
• Admin SDK 構成スニペットでpythonを選択して「新しい秘密鍵の生成」ボタンをクリック
• 鍵（jsonファイル）がPCへダウンロードされるのを確認する

このやり方だと
　アカウント名：firebase-adminsdk
　role: 編集者
でサービスアカウントが作成される。

• pipコマンドでライブラリをインストールする

$ pip install firebase-admin

実際に取得してみる

import firebase_admin
from firebase_admin import credentials
from firebase_admin import firestore

cred = credentials.Certificate('/key.json')
default_app = firebase_admin.initialize_app(cred)
db = firestore.client()
# 「/A/docid」のドキュメントを受信する
db.collection('A').document('docid').get().to_dict()
> {u'foo': u'bar'} # 取得できた