以下は、JNCIA-DC試験範囲でカバーされるスタティックルート、アグリゲートルート、生成ルートのルーティングコンポーネントの設定、監視、トラブルシューティングの方法です。
スタティックルートの設定
スタティックルートは、手動で設定されるルーティングエントリであり、通常はルーティングテーブルに動的ルートを追加するために使用されます。スタティックルートを設定するには、以下の手順を実行します。
- ルーティングテーブルにスタティックルートを追加するための「set routing-options static」コマンドを使用します。
- スタティックルートの条件を指定するためのプレフィックス、ネクストホップ、および優先度などのパラメーターを指定します。
アグリゲートルートの設定
アグリゲートルートは、複数のプレフィックスを単一のルーティングエントリにまとめるために使用されます。アグリゲートルートを設定するには、以下の手順を実行します。
- 「set routing-options aggregate」コマンドを使用して、アグリゲートルートを設定するためのパラメーターを指定します。
- アグリゲートルートに含めるプレフィックスを指定するための「set routing-options aggregate route」コマンドを使用します。
生成ルートの設定
生成ルートは、ルーターのインタフェースに直接接続されたネットワークをルーティングテーブルに追加するために使用されます。生成ルートを設定するには、以下の手順を実行します。
- ルーティングテーブルに生成ルートを追加するための「set routing-options interface-routes」コマンドを使用します。
- インタフェース名、プレフィックス、およびその他のパラメーターを指定します。
ルーティングコンポーネントの監視
ルーティングコンポーネントの監視には、以下の方法があります。
- 「show route」コマンドを使用して、ルーティングテーブルに表示されるルートの状態を確認します。
- 「show route protocol」コマンドを使用して、ルーターが特定のルーティングプロトコルから受信したルートを確認します。
- 「show route advertising-protocol」コマンドを使用して、ルーターが特定のルーティングプロトコルをして報告しているルートの情報を表示させることができます。
show route advertising-protocol ospf
show route advertising-protocol bgp