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Salesforceの「商品」及び「価格表エントリ」を一括インポート・編集する方法

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これは何?

Saleforceに「商品」と「価格表エントリ」を一括インポートする方法です。
商品と価格表エントリにデータを入れることで、商談から商談商品を追加するときにインポートした商品が表示されます。
商品だけインポートしても、商談商品には追加できないので注意してくださいね。

必要なツール

Google スプレッドシート

スプレッドシートを使います。

G-Connector for Salesforce(Chromeアドオン)

一括インポートは、Chromeのアドオンを使います。
G-Connector for Salesforceというアドオンです。

2週間?までは無償で使えますが、それ以降は有償で、月30$くらいかな?
有償ですが、十分に使う価値のあるツールです。
定期的にスプレッドシートの情報をSalesforceにアップロードしてレコード更新したりもできます。
https://chrome.google.com/webstore/detail/g-connector-for-salesforc/inpioilbljppoobbblcpbpjplkefmkep

なお、G-Coonector for Salesforceの使い方は、以下のサイトに分かりやすく書いてありました。
以下のサイトで十分分かりやすいので、本記事ではG-connectorの使い方は割愛しています。
2〜3回使えばもう慣れてくる、シンプルなツールです。

Salesforceを簡単更新!Googleスプレッドシート上でSalesforceデータの一括編集をやってみた!
http://www.sunbit.co.jp/blog/2018/02/702/

番外編(Excelを使う場合)

スプレッドシートではなくExcelでもできそうですが、僕は試していません。
(エクセルだとPCにそれなりにパワー無いと重いんだもん・・・)

sforce Excel Connector を使用して、商品および価格表情報をインポートする
https://help.salesforce.com/articleView?id=000007475&language=ja&type=1

手順

ざっくり手順は以下の通りです。

1. G-connectorで、Get Data Using SOQLを使って、「商品」のレコードを取得する。

G-connectorでデータを取得します。この際に表示カラムを選択できますが、全て選択します。
すでにデータがもしあれば、こんな感じで取得できるはず。
スクリーンショット_2018-07-16_17_13_29.jpg

2. 「商品」の必須カラムを埋めて、「商品」のインポートデータを作る

(1)のスプレッドシートに、インポートする商品を登録していきます。
登録するカラムはそれぞれ違うと思いますが、一般的はこんな項目でしょうかね。
あと、IsActiveは、 TRUE にします。

| Description | ProductCode | Family | Name | | IsActive | fixedPrice__c |

3. G-connectorで、Update/Insert/Upsert selected Row(s)を行って、Insertする。

(2)で追加した行(インポートした行)を選択して、G-connectorで、Update/Insert/Upsert selectedRow(s)を行って、Insertします。

インポートすると、スプレッドシートの右の方のカラムに、結果が表示されます。
スクリーンショット 2018-07-16 17.20.12.png

4. G-connectorで、Get Data Using SOQLを使って、再度「商品」のレコードを取得する。

商品レコードを再度取得して、きちんと商品レコードが登録されているか確認します。
また、商品レコードの情報は価格表エントリを登録するときにも使うので、閉じずにそのままにしましょう。

5. G-connectorで、Get Data Using SOQLを使って、「価格表エントリ」のレコードを取得する。

次に価格表エントリを取得します。
別のシートが自動的に作られると思います。

6. (4)でレコード作成したデータを使って、価格表エントリの必須カラムを埋める

インポートするデータを作っていきます。
標準のカラム構成であれば、以下のカラムは入れることになるでしょう。

| *Pricebook2Id | UnitPrice | *Product2Id | ProductCode | Name | IsActive | 

で、「※」のカラムだけ補足します。
・PriceBook2ID
このカラムには、「価格表」のIdを入れます。
標準であれば、「Standard Price Book」のIdになると思います。
同じ価格表に登録する場合は、全て同じ値を入れます。

価格表のIdは、「価格表」のページにいって、URLみれば分かります。
たぶんこんなURLになっていて、01s7F...がIDですね。

https://salesforce/lightning/r/Pricebook2/01s7F000008hogehoge/view

・Product2Id
ここには、商品のIdを入れます。
(4)で取得したデータに、Idカラムがありますので、その値を入れます。
つまり、ここで、価格表エントリと商品の紐付けを行います。

・IsActive
こちらはTrueにします。

7. G-connectorで、Update/Insert/Upsert selected Row(s)を行って、Insertする。

インポートする価格表エントリの行を選択して、インポートします。

以上です。

かなり粗いので間違いがあったらご指摘お願いします!

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