デスクトップLinuxで後傾姿勢での操作を改善したいと思い、QJoyPadを導入してゲームパッドをマウス操作とEnter/ESC/メディアキー操作に使えるようにしたらQOLが爆上がりしたのでここに書いておきます。
使っているゲームパッドはGameSir T4 Kaleid(Xbox互換モード、Linuxでの標準)のXY/AB入れ替えモードです。このゲームパッドはジョイスティックが軽めなのでデスクトップ操作にも悪くない感じします(ジャンク扱いっだった自分の個体では斜め入力が少し入りにくいのと、右ジョイスティックが弾いたあと逆まで行く問題がありますが個体差かは不明)。
QJoyPadの設定はGUIでの設定だと登録したい一部ボタン(戻る/進むなど)や一部キー(メディアキーなど)が認識されないため、基本的にレイアウトファイル(Export/Import可能)を直接編集して行った方が良いようです。
現在の自分の設定は次のようになってます(ボタン名はPSコン/任天堂コン準拠):
- 左ジョイスティック (Axis 1-2) でマウス移動
- 右ジョイスティック (Axis 4-5) および十字キー (Axis 7-8) で縦横スクロール(この操作はタブの切り替えや動画の巻き戻しなどでも使うため十字キー側にも欲しかった)
- L2トリガー (Axis 3) でESC
- R2トリガー (Axis 6) でEnter
- Aボタン (Button 1) で左クリック
- Bボタン (Button 2) で右クリック
- R3/背面右ボタン (Button 11)で中クリック
- Yボタン (Button 4) で戻る
- Xボタン (Button 3) で進む
- スタートボタン (Button 8) でメディア一時停止
- セレクトボタン (Button 7) でミュート切り替え
- ロゴボタン (Button 9) で音量アップ
- 背面左/L3ボタン (Button 10)で音量ダウン
- L1ボタン (Button 5) で前のメディア
- R1ボタン (Button 6) で次のメディア
# QJoyPad 4.3 Layout File
Joystick 1 {
Axis 1: gradient, maxSpeed 10, mouse+h
Axis 2: gradient, maxSpeed 10, mouse+v
Axis 3: throttle+, +key 9, -key 0
Axis 4: gradient, +mouse 7, -mouse 6
Axis 5: gradient, +mouse 5, -mouse 4
Axis 6: throttle+, +key 36, -key 0
Axis 7: +mouse 7, -mouse 6
Axis 8: +mouse 5, -mouse 4
Button 1: mouse 1
Button 2: mouse 3
Button 3: mouse 9
Button 4: mouse 8
Button 5: key 173
Button 6: key 171
Button 7: key 121
Button 8: key 172
Button 9: key 123
Button 10: key 122
Button 11: mouse 2
}
メディアキーの番号については前回の記事を参照してください:
https://qiita.com/vipper36/items/e9138e6531b0396bc49e
欲を言えばもっとキーが欲しいところ(CTRL+WとCTRL+SHIFT+Tを何とかして割り当てたい)で、一応Button 12-15も認識されてるのですが、多分別のモードに切り替えないと使えないはずなのでこの辺にしておきます。