独学期間6ヶ月間を経て2020年10月にWeb系自社開発企業でエンジニアとして働いています。
この記事を書くメインの目的は、自身の備忘録としてですが、
「自社開発企業で働いてからのリアルな記事が少ないな~。」と思ったので、これから転職を考えている人の一助になれば幸いです。
実際に良い点からだけでなく気になる点まで、リアルな所感を綴っていこうと思います。
自身の略歴
・24才
・学歴は普通くらい(March)
・プログラミング経験はなし
・新卒Slerを1年で退社(その後独学期間6ヶ月)
・ポートフォリオはRuby + Ruby on Railsで掲示板サービスを作りました。
URL: https://www.shitsumonwa.com/
今回はWeb系エンジニアに就職に至るまでの過程は省略します。
実際働いてみてどうなの?
職場の方にも恵まれ、今のところ毎日楽しく働けています。
(THE BRILLANT JERKもいません。)
企業のカルチャーにフィットしたのも、大きいですが具体的によかった点(その後気になった点も)羅列していこうと思います。
良い点ポイント
最新Mac Book Pro支給
スペースグレイの 16インチを入社日に支給頂きました。
前職はWindowsユーザーでしたので、めちゃくちゃ感動しました。
その他にも自身好みの作業用チェアが支給され、エンジニアの作業環境は整えられています。
働き方の自由度が高い
弊社は服装や髪色の規定がありません。
面接でも確認済みでしたが、いざ働いてみると最高で、
社内のSler出身のエンジニアの方も「もうスーツ仕事には戻れないよね~。」
って言ってました。
またアウトプットを最大化する目的で、嗣業中のイヤホン着用やソファに寝そべっての作業はOKです。この辺もWeb系ならではの働き方ですよね。
最新の技術に触れることができる
自社サービスの中に、流行りの言語をどんどん取り入れていくスピード感が早いです。
現に現在のフロント周りは、VueとReactを部分的に取り入れています。
また直近のタスクでは、jQuery→Type Scriptへの移行を経験しました。
インフラ面でも、多くのAWSサービスを利用しています。
技術に対してのアンテナが高い人が多く、この辺は楽しいところかもしれません。
意思決定から実装までのスピードが早い
冗長なハンコ文化や形式だけの会議がないため、実装に着手するまでの時間が早いです。
実際に入社にしてから、サービスの改善点を皆の前で発表する機会はあったのですが、「じゃあ、この中からやってみたいの実装してみようか。」
的な感じで次の日にはもう要件定義をして開発をしていました。
一連のアジャイル開発の流れを経験できる
要件定義→開発→テスト→リリース→効果検証
の一連の流れを経験できるのは自身にとって大きなメリットかなと思っています。
また自身で提案した物を実装する流れになるので、開発に熱が入りやすい!
そして、Google ConsleやGoogle Analiticsを使って効果検証を行い実際に本適用するか判断する過程で、
Webマーケティングの知見も多少なりとも得られそうなのも大きいなと思っています。
気になる点
雑食サロンを運営されている勝又健太さんの動画に全て言いたいことが、まとめられていました。
(https://youtu.be/7gqlnUs3Ddg)
(独学時に勝又さんの動画には大変お世話になりました。)
社内のエンジニアとのレベルの差が大きい
これは勉強して差を埋めていくしかないですが、当面の間メンタル的にきつくなる可能性は十分にあると思っています。
というのも、経験的にも地頭的にも劣っているからです。
具体的に弊社では
・大手Web企業でバリバリ働いていたエンジニア
・中学生の時からプログラミングをいじっているエンジニア
・大学生の頃にハッカソンで賞をとっているエンジニア
また、他業種からの未経験で転職してきた組の方(25~30才)は、旧帝大早慶をでているような賢い方々です。
震えます。今の所勝てる要素ないです...
皆が「これは簡単だよね。」「軽いタスクだから早くできそう!」
っているタスクや実装が自身にとっては難解です。
プログラミングは楽しいですが、毎日自身の未熟さに打ちひしがれています。
これは実際の体験談ですが、jQuery→Type Scriptへ移行するというタスクで
自身が100行移行しているうちに、別のエンジニアの方は10000行していました...
先日行われたエンジニアMTGでも内容が分からず一言も発言できませんでした...
無限に勉強することがある
これは、気になる点に入るか微妙ですが山ほど勉強することがあります。
Java、独自のフレームワーク、SQL、Type Script、React、Git、CS、業界知識、各種ツール(Sequal Ace, Source tree, Adobe XD Google Console, Google analitics, etc...)
どれも業務で使うので学習しなければならないですが、学ばなければならない知識量が独学時とは比べ物になりません。
毎日、道筋の見えないモヤモヤ感と焦りがあり多少のストレスになっています。
まあやるしかないので優先順位をつけて、都度学習していこうと思います。
おまけ
ちょっとした余談。
なぜこのコロナ期に採用されたのか気になって聞いてみました。
社会人経験も浅く、ポートフォリオの質も正直高いとは言えません。
内定を頂いてから、わかった事なのですが、Paizaの通過レベルがSランクに設定されていました。
(ちなみに自身はCランクくらいのレベル感)
聞いたところによると、驚くべき経歴やスキルセットの方も落ちているようでした。
大まかな理由としては、
**「年齢」と「エンジニアとして伸びそうか」**の2つが大きかったみたいです。
24(若いのかこれ?)という年齢が良い方に作用したようです。
また「素直」で「真面目」という個人の性格が「エンジニアとしての成長」を加速してくれるかもと思って頂けたみたいです。
スタートアップの自社開発企業は人数が少ないので、周りのエンジニアとの相性が良さそうかがかなり見られていて、弊社ではかなり採用する際の大きなファクターとなっているみたいです。
とどうでも言い振り返りでした。
さーて、Codewarsやってきます!
また気が向いたら振り返り記事書こうかな。ではアディオス!