要約
- 分散型ストレージ「Storj」が、150GB無料で使用できるらしい
- とりあえず使ってみた
- ブロックチェーン / 分散技術については素人なので、誤りがあればコメントください
はじめに
「WEB3.0の時代になると使用されるアプリが変化する」という記事を見かけました。
中でも、DropboxやGoogleドライブといった中央集権型クラウドストレージは「Storj」「IPFS」等の分散型ストレージに代替されていくようです。
出典:Why the Web 3.0 Matters and you should know about it
Storjのサイトを覗いてみたところ、(2022年1月現在)なんと150GBが無料で使用できるようです。
これは使わない手はありませんね…!!
使ってみた
取り急ぎサインアップ、サンプルバケットの作成をしました。
(demo-bucketはデフォルトでありました)
バケットを選択すると、パスフレーズの入力を求められました。
このパスフレーズを使用して暗号化されるようです。
無事バケットにアクセスでき、画像ファイルのアップロードができました。
少し小さいですがプレビューも見れます。
また、分散されたデータが世界中のどこに保存されているか、も分かるようです。
プレビュー機能が無いものの、スマホアプリからもアクセスできました。
仕組み
- STEP1. Objects are encrypted.
- STEP2. Encrypted objects are split into smaller pieces.
- STEP3. Object pieces are globally distributed.
- STEP4. Objects are retrieved when you need them.
今流行の(?)DeepLで翻訳したものは以下です。
- STEP1.オブジェクトを暗号化します。
- STEP2.暗号化されたオブジェクトは、より小さな断片に分割されます。
- STEP3.オブジェクトの断片はグローバルに分散されます。
- STEP4.必要な時に必要なオブジェクトを取り出すことができます。
感想 / 最後に
- エンドユーザが直接動画や画像を保管するというよりも、開発者がAWS S3等のオブジェクトストレージ代わりに使用する用途が強いのでしょうか。
- 利用者が増える → ストレージを貸し出して利益を得る人が増える → 便利になって利用者が増える → ・・・という循環になると嬉しいなと思い、この記事を書きました。目指せ脱GAFAM?
- ブロックチェーン / 分散技術については素人であるため、誤り等あればコメント頂けると幸いです。