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GCPでオレオレStackEditを建ててみた

Last updated at Posted at 2020-02-13

概要

StackEditのmermaidを更新してみたの続き。
localhostで起動しているオレオレStackEditは同期機能や投稿機能が使えない。
とりあえずGoogle Driveの同期機能を使えるようにしてみた。

なぜ同期できない?

StackEditのREADMEをみてみると、、、

# Deploy StackEdit chart to your cluster
helm install --name stackedit stackedit/stackedit \
  --set dropboxAppKey=$DROPBOX_API_KEY \
  --set dropboxAppKeyFull=$DROPBOX_FULL_ACCESS_API_KEY \
  --set googleClientId=$GOOGLE_CLIENT_ID \
  --set googleApiKey=$GOOGLE_API_KEY \
  --set githubClientId=$GITHUB_CLIENT_ID \
  --set githubClientSecret=$GITHUB_CLIENT_SECRET \
  --set wordpressClientId=\"$WORDPRESS_CLIENT_ID\" \
  --set wordpressSecret=$WORDPRESS_CLIENT_SECRET

なんとか_CLIENT_IDが各サービスごとにあるので、
同期や投稿を仲介するアプリケーションアカウント的なものを設定する必要がある。
おそらく、API KEYはコールバックを設定するので外部公開しないといけないさそう。

GCPでStackEdit建ててみるか!(唐突)

デプロイ手順

Cloud Runで建てます。

0. GCP利用登録・Cloud SDKセットアップ

割愛

1. プロジェクト作成

プロジェクト選択 > 新しいプロジェクト
スクリーンショット 2020-02-13 20.36.32.png
「StackEdit」プロジェクトを作成
スクリーンショット 2020-02-13 20.35.01.png

2. ContainerRegistryにイメージ登録

Container Registry > イメージ
スクリーンショット 2020-02-13 20.38.49.png

「Container Registry APIを有効化」
スクリーンショット 2020-02-13 20.49.34.png

レジストリにイメージを pushに従ってDockerイメージをpush
※dockerが使える環境で実行

HOSTNAME=asia.gcr.io  # アジアでイメージをホスト
PROJECT_ID=stackedit  # プロジェクトID
IMAGE=stackedit       # イメージ名
TAG=${HOSTNAME}/${PROJECT_ID}/${IMAGE}
git clone -b update-mermaid https://github.com/vienai8d/stackedit.git
cd stackedit
docker build . -t ${TAG}
docker push ${TAG}

pushに成功するとContainerRegistryページにイメージが現れる
スクリーンショット 2020-02-13 21.03.40.png

3. Cloud Runでデプロイ

「CLOUD RUNの使用を開始する」
スクリーンショット 2020-02-13 21.04.59.png

「+」
スクリーンショット 2020-02-13 21.06.02.png

以下の内容で作成

  • Container Registryに登録したイメージを選択
  • Cloud Runのリージョンは「Tokyo」に
  • サービス名は「stackedit」
  • 未承認の呼び出しを許可
スクリーンショット 2020-02-13 21.07.35.png

URLが表示される
スクリーンショット 2020-02-13 21.11.34.png

見れた! :tada:

スクリーンショット 2020-02-13 21.12.52.png

ここからさらに、同期機能・投稿機能を有効にするための設定を行う。

4. OAuth同意画面設定

APIとサービス > OAuth同意画面
スクリーンショット 2020-02-13 21.15.28.png

UserTypeは「外部」を選択 > 作成
スクリーンショット 2020-02-13 21.15.53.png

アプリケーション名は「stackedit-vienai8d」とした
スクリーンショット 2020-02-13 21.19.38.png

CloudRunで発行されたドメインを承認済みドメインに追加
スクリーンショット 2020-02-13 21.25.27.png

5. APIキー作成

APIとサービス > 認証情報
スクリーンショット 2020-02-13 21.15.28.png

まずは「APIキー」を作成
スクリーンショット 2020-02-13 21.22.26.png

6. クライアントID作成

次は「OAuthクライアントID」を作成

  • ウェブアプリケーションを選ぶ
  • 承認済みのJavaScript生成元にCloudRunで生成されたURLを指定
  • 承認済みのリダイレクトURLは、CloudRunで生成されたURLの末尾にoauth2/callbackをつける→ソースコードで確認
スクリーンショット 2020-02-13 21.34.13.png

7. Cloud Run 更新

Cloud Runページに移動し、stackeditを選択
スクリーンショット 2020-02-13 21.36.16.png

「新しいバージョンをデプロイ」
スクリーンショット 2020-02-13 21.37.51.png

環境変数 > 変数を追加

  • GOOGLE_CLIENT_IDとGOOGLE_API_KEYを追加してデプロイ
  • xxxを適当な文字列に変えること
  • DropBoxやGitHub連携したい場合は同じ要領で変数を追加する
スクリーンショット 2020-02-13 21.39.03.png

デプロイ後、「Sign with Google」を試す
スクリーンショット 2020-02-13 22.44.50.png

OAuth同意画面に飛ばされるので、ログインしてもろもろ許可。
スクリーンショット 2020-02-13 22.50.10.png

同期がはじまらない。
ブラウザでログをみるとPeopleAPIが有効になっていない模様。
次のステップでライブラリを許可していく。
スクリーンショット 2020-02-13 22.51.19.png

8. ライブラリの有効化

APIとサービス > ライブラリ
スクリーンショット 2020-02-13 22.54.50.png

GooglePeopleAPIを検索→「有効化にする」
スクリーンショット 2020-02-13 22.56.17.png

Google Drive APIを検索→「有効化にする」
スクリーンショット 2020-02-13 23.00.01.png

GoogleDriveと同期できた :tada:
スクリーンショット 2020-02-13 23.00.46.png

おまけ

Chromeアプリとしてインストールできるようにもなっていた :sunglasses:
スクリーンショット 2020-02-13 23.07.00.png

最後に

実は初めてGCPを使ったが案外簡単にデプロイできた。
Cloud Run楽すぎる。

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