【なたね冬の自由研究2025その⑥】無料でオンラインARK(ASE)ができるってマ！？～ARK実運用編～

まえがき

前回：

前回まででお金をかけずARKサーバを建てるに至った。
ただこれだけでほぼすぐに遊べなくなる。
実運用編というか勘所みたいなのを記載しておく。
(ここは問い合わせに応じて適宜増やしてもいいかもしれません)

Arkのサーバ止めるとき

arkmanager stop @TheIsland

これで止まる。
のだが微妙に巻き戻る。
というのもARKは自動でデータをバックアップしてくれる。
ただ不定期なのだ。
なのでこれだけで止めると巻き戻る。
配信とかでよく巻きもどるのはそのせい。

代わりに以下のコマンドを打つ必要がある。
こちらの任意のタイミングでバックアップが取れる。

arkmanager saveworld @TheIsland

なので以下のようにセット止めるように習慣づけておくとよし。

arkmanager saveworld @TheIsland
arkmanager stop @TheIsland

接続できなくなった/落ちた

再起動しよう。

arkmanager restart @TheIsland

これはARKしょうがないやつ。
前回までにつかったstatusのコマンドで本来Statusが取れないといけないのだが
以下のような正常なStatusのまま止まることがままある。
ARKは落ちたりしたら他人に迷惑かけない程度に再起動しよう。
あれこれ理由を考えるのは時間の無駄だ。

user1@ark:~$ arkmanager status @TheIsland
Running command 'status' for instance 'TheIsland'
 Server running:   Yes
 Server PID:   8644
 Server listening:   Yes
Server Name: muryoudeARK - (v358.24)
Steam Players: 0 / 3
Active Steam Players: 0
 Server online:   Yes
 ARKServers link:   http://arkservers.net/server/106.73.62.9:27015
 Steam connect link:   steam://connect/106.73.62.9:27015
 Server build ID:   13834083
 Server version:   358.24

納得いかない？
であればこれでもくっておちつけ

IPアドレス変わるよ

おうちでローカルに使ってる分にはそんなに気にしなくてもいい。
ただ基本的にIPアドレスは変わるもので固定しないと使えないものと考えて欲しい。
グローバルIPアドレスは間違いなくこちらの事情考えず変わるので。
すぐすぐは大丈夫だが落ち着いたらIPアドレスの固定かDDNSを検討しよう。

ARKは一つのPC(サーバ)でいくらでも起動できるよ

リソースに余裕がある限りという条件は付くが。
実際一つのサーバに違うMAPをつくって自由に移動できるクロスARKというのがある。
Islandがつまんなくなってきたら改めてクロスARKを調べてやろう。

ARK買わないとダメだよ

ここでだすのは順番がおかしい気がする。
だがArkは接続する人がお金を払う仕組みになっている。
なのでサーバだけ準備できても「接続する自分」がARK買ってないと入れない。
要は参加権みたいな形になる。
サーバ代は払わなくてもいいけどARKの料金は払ってねという形。

一杯作り直そうね。

最初何時間かはいいだろうがすぐにいろいろな都合がでて作り直す羽目になるだろう。
ここまでがんばってめんどくさいこともう一回したくないだろう。
だがその時にはめんどくさくなくなっているはず。
だってめんどくさい以上のリターンがあるから。

それがＡＲＫ

そして一杯作り直してほしい。
作り直したら作り直すだけ力になる。
繰り返して慣れればバリエーションを作ることが出来る。
たとえばユーザ変えてみる。
ポート変えてみる。
そんなのでもいい。
もっと慣れればOracle VM Virtualboxの代わりにVMwareを使う事もできるだろう。
(今後ITの仕事でVMwareどれくらい触るか知りませんが)
もっと慣れてAlmalinuxでarkmanager構築できるようになればもっといい。
反復は力。
つまんなく繰り返すのではなくて創意工夫して楽しく作り直そう。
たのしいは作れる！
ゲームもARKだけではないしね。

サーバ借りようね

そしてあなたが慣れてくるとツラくなるはずだ。
夜中のサーバ停止対応ユーザからの要望対応。
しなくてはいけない事が山ほどのしかかってくる。
それがインフラ、古くは鯖缶と呼ばれていたもの。
だからサーバ貸してくれる業者がいてくれる。
あなたが背負うそれを肩代わりしてくれるのがサーバ屋さん。
ひとしきり苦労したらサーバ屋さんを頼ろう。

あとがき

とにかく反復をしてほしい。
先ほども書いたがオンラインゲームはARKだけじゃない。
ARKに飽きたら他のゲームサーバ立てて(Factorioなんかもいいんじゃない？)
気に入らなくなったらまたARKに戻ってくればいい。
どういうサーバでもいいからとにかく作りまくってほしい。
なにも意識する必要はない。
スキルは反復によって勝手に溜まっていくものだから。
私ちゃんとこれITの教育のつもりで書いている。
それにこういった技術は本来IT以外の世界だって活かせるはず。
もちろんITの世界に来てくれてもよいけれど。
手に職持った人がすこしでも増えますように。

まだ続くんだけどね？↓