29
30

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【ここまできたか】あなたのサービスを100倍広げる魔法のプロダクトVireel

Last updated at Posted at 2025-05-20

はじめに

サービスのURLを貼るだけで、バズる動画に変換してくれる未来が来ています。

今や使って当たり前となっているSNSマーケティング。
特に動画は文字の数百倍の情報量があると言われており、『短い時間でサービスの価値を知ってもらう』という目的と非常に相性がいいです。

例えばアメリカのスタートアップでは、TikTokを駆使して大量の初期ユーザーを獲得した事例が複数存在します。
(もし興味があれば今後記事にするのでコメントやXでのご連絡もお待ちしています)

このように、短時間で届けたい価値を伝えるためにショート動画を使うことはプロダクト開発では必須となると言っても過言ではないでしょう。

また、個人開発者にとっても動画の活用は今後かなり重要度が増します。
サービス開発は「いいものを作れば勝手に広がる」「開発すれば終わり」という時代はほぼ終わりました。
誰でもそれっぽいアプリが簡単に作れるようになった今、世の中には有象無象のサービスが出回っていくことになります。
その中であなたが思いを込めて作ったサービスを『見つけてもらう』ことが第一歩になります。

つまり、いいものを作るのは大前提。さらにその上で『知ってもらう』ことに注力する必要があるのです。

実際にサービスを開発している / もしくは開発中の人はわかると思うのですが、個人で1個のサービスを作り上げるのって死ぬほどしんどいです。動くものを、誰もが触れる形で公開すること自体レベルが高く、非常に素晴らしいことなのですが、これからの時代はさらにもう一歩広げる努力が重要になります。

そこで今回の記事では、この『知ってもらう』を加速させるサービスとして海外ですでに注目を浴びており、日本でもXを中心に話題になった Vireel(バイリールと読むそうです) というサービスを紹介します。

サービス概要はもちろん、実際にサービスを触ってみたのでその様子と現時点での感想も合わせて記載しています。
忙しくて触る時間はなかなか取れないけど、概要だけサクッとキャッチしたい方は記事を流し見するだけでも中身が知れるようになっています。

ちなみに日本での発信源は下記の投稿だったようです。Vireelの創業者もこの投稿を見て(?)、日本向けに発信をしていました。SNSの影響力の大きさを感じますね。。。!

Vireelのnote解説記事もあったので興味ある方は下記からどうぞ。

本記事の構成

1|Vireelの特徴
2|Vireelを実際に使ってみた
3|使ってみた中で見えてきた所感

対象読者

  • 生成AIの情報の収集を頑張りたい方
  • 開発したサービスを多くの人に知ってもらいたい個人開発者
  • AIに興味があって、自分で開発したサービスで稼いでみたい方

Xアカウントでは、生成AIを活用した画像・動画の作成テクニックやノウハウについて発信をしていくので興味のある方はぜひフォローしてください!
これから一層盛り上がる動画AIや画像AIに関する情報を逃したくない方はぜひお待ちしています。

それでは、Vireelについて紹介していきます!

あなたのサービスを100倍広げる:Vireelの紹介

1|Vireelの特徴

とにかく押さえておいて欲しい特徴はURLを入れるだけで『勝ちパターン』のショート動画を大量に生成できるところです。
特に面白いなと感じた点を下記に3つまとめます。

1-1:URLを入れるだけで数分で最大100本のショート動画を作成できる

ウェブサイトを解析し、商品の特徴画像やテキストを自動で抽出して100本まで一括生成できるので、制作コストと時間を劇的に削減できる点が面白いです。

1-2|勝ちパターンを学習したAIがバズる構成を自動提案してくれる

TikTok、instagramのリール、YouTubeショート向けに、キャッチーな導入・字幕・BGMまでAIが最適化してくれるので、マーケ経験ゼロでも効果の出る動画を作成可能です。
※ 実際に使用してみるとわかるのですが、現時点では海外で伸びている動画の型をもとに提案しているようです。日本風とはちょっと違う印象でもあります。

1-3|AIインフルエンサー活用

顔出し不要の高精度アバター動画と、画像・テキスト中心のシンプル動画を目的に合わせて作成可能です。
さらに、多言語展開にも強く、1個の素材から様々な国の潜在ユーザーへのアプローチが狙えます。動画制作の常識が変わりますね。

2|実際に使ってみる

URLを貼り付けるところから動画を生成するまで5分程度で終わりました。
工程を3ステップで、所感とともにお伝えしていきます。

今回は日本発のAIサービスである 神威/KAMUI というサービスを例として使わせていただきました。

サービスはこちらです:

ステップ1:Vireelアカウントの準備

Vireelにサインアップして「Create Your First Ad Free」を選択します。

ステップ2:作成画面でURLを入力

2-1|神威/KAMUIのページURLを貼り付け「Analyze Product」を選択

スクリーンショット 2025-05-18 15.38.18.png

今回は分析開始から約25秒で分析終了して以下の分析結果の表示画面に移動しました。
URL先のサービスを読み取り、概要を整理してくれる仕様になっています。

2-2|プロダクト解析結果の共有画面に遷移

スクリーンショット 2025-05-18 16.02.43.png

神威/KAMUIのページからサービスの特徴、ターゲット、価格などが分析されています。

2-3|紹介動画のプレビュー

スクリーンショット 2025-05-18 11.53.50.png

少しスクロールするとサービスに関する動画が添付されていました。
再生してみるとサービスページを自動で縦にスクロールする様子をキャプチャした映像になっています。

おそらく本番用の動画にレンダリングする前の状態では動画の解像度は低めに設定されている様子。
デフォルトではこのようにサービスページの紹介映像が使われるようにセットされているようです。

動画を選択後「Continue」を選択すると動画が完成します。

ステップ3:動画完成

Continueを選択後、ちょうど1分程度で動画の生成結果画面まで完了しました。思っていたより早かったです!
下記のように複数のパターンが提案され、その中から気に入ったものを選ぶ形式になっています。
AIアバターがサービスの紹介を語り形式で紹介してくれる構成になっています。

u.gif

1つピックアップした動画が下記です:

k.gif

AI映像とサービスの動画が連携され、字幕付きで1つの動画になっています。

ただ動画の短さや、字幕と動画の内容のズレが気になります。
アップロードした動画素材の内容理解してくれるようになったら面白いと思いました。

3|使ってみた感想

サービスURLを貼り付けるだけで、バズる動画を作れるコンセプトは非常に魅力的だと思いました。
サービス登録から5分かからないくらいの短時間で、実際に完成した動画を確認できて体験としてとても良かったです。

ただし、現時点ではまだ完璧とは言い難い面も見受けられます。
たとえば、アップロードした動画の内容を正確に認識できなかったり、日本語の読み上げ機能に不十分な部分があったりこれから改善されていく課題はありそうです。

この辺は今後のAIの技術の発展や日本語への対応によってさらに改善していく要素だとも思います。

初回は無料で試せる上に、Starterプランなら500円弱(3ドル)で1本の動画が作れるので、興味のある方は是非試してみてください。

4|まとめ

今回はVireelの紹介や、実際にこのツールを使ってみた使用感についてまとめました。

URLを入れるだけで勝ちパターンのショート動画を大量に生成できるサービス、Vireel。
何より手軽な使用感が魅力的でした。UIもわかりやすく、特に知識がなくとも誰でも使い始めやすいツールという印象でした。

いくつか気になる点はあったものの、ツールのコンセプト自体は非常に魅力的であり、今後AI技術の進歩に伴って改善されていく可能性が高いことから、将来的な発展に大いに期待が持てるサービスだと思います。サービスとしてのコスパも悪くない。今後もっと話題になっていくサービスだと感じたので興味を持たれた方はぜひ一度使ってみてほしいツールでした。

Xアカウントでは、生成AIを活用した画像・動画の作成テクニックやノウハウについて発信をしていくので興味のある方はぜひフォローしてください!
これから一層盛り上がる動画AIや画像AIに関する情報を逃したくない方はぜひお待ちしています。

29
30
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
29
30

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?