【UiPath】Excelがインストール済みなのにExcelアプリケーションスコープが使えない場合の対策

現象

Excelをインストールしてあるはずなのに、下記エラーが出てExcelアプリケーションスコープが使用できない。

エラー詳細

ソース: Excel アプリケーションスコープ

メッセージ: ワークブックを開くときにエラーが発生しました。Excel がインストールされていることを確認してください。

例外の種類: System.Exception

RemoteException wrapping System.Exception: ワークブックを開くときにエラーが発生しました。Excel がインストールされていることを確認してください。  ---> RemoteException wrapping System.Runtime.InteropServices.COMException: CLSID {00024500-0000-0000-C000-000000000046} を含むコンポーネントの COM クラス ファクトリを取得中に、次のエラーが発生しました: 80040154 クラスが登録されていません (HRESULT からの例外:0x80040154 (REGDB_E_CLASSNOTREG))。 

原因と解決策

複数バージョンのExcelをインストールし、先にインストールした方をアンインストールした場合に起こる。
Excelをインストールしなおすと解消する。

詳しい原因

UiPathのExcelアプリケーションスコープは、COMコンポーネントの呼び出しで実装しているようだが、
そのCLSIDの登録されている場所が、複数バージョンのExcelをインストール＆アンインストールするとずれてしまう。
CLSIDはレジストリエディタで参照できる。

↓UiPathがExcelを起動できないときのレジストリ

↓Excelをインストールしなおした後のレジストリ