はじめに
Design Studio 10.4
名前付きタグを使って、Webサイトの一覧から特定の条件に一致するデータを取り出すことができる。
例えば、足立区の郵便局のうち、駐車場がある場所を一覧から抽出したいとする。
郵便局・ATMをさがす - 日本郵政グループ (足立区のページ)
郵便局の一覧のうち、「P」のアイコンで駐車場があるかどうかがわかる。
For Eachを使う場合
単純に実装するなら、For Each タグ を使って、駐車場アイコンがあるかどうか調べればよい。
名前付きタグを使う
上記とは別に、名前付きタグとLoopを使った例を以下に示す。
1.
まずLoopタグの前に Set Named Tag ステップを追加する。ここでまず1件目の駐車場ありの郵便局に対して、名前付きタグをつける。名前付きタグの名前は自動採番ではなく、任意の名前を付ける。
これで1件目の行に名前が付いたので、名前付きタグの中から郵便局名などを取得すればよい。そして、次のステップで2件目以降の郵便局を探す。
2.
2件目以降の場合も検索条件は同じだが、検索範囲が異なる。1件目で付けた名前付きタグの後を検索するように設定する。こうすることで、上から順番に駐車場ありの郵便局を探すことができる。
次の名前付きタグが見つからない場合はエラーになるので、エラーハンドリング の設定を変更し、エラーの場合はループを抜け、後続処理へ続くように指定する。