EKSでk8sクラスター作成時にサブネットの紐付けをラクにするTips

記事の目的

eksctlコマンドでクラスターを作成する際、サブネットを紐付けるためにサブネットIDを調べて指定するのが面倒くさいので、サブネットにタグをつけて自動認識できるようにする

前提

動作確認環境

• k8sバージョン 1.23
• aws cliバージョン 2.7.31
• eksctlバージョン 0.122.0
• kubectlバージョン 1.25.2

本題

k8sクラスターを作成したい対象のサブネットすべてに任意のタグをつける

タグのKey、Valueは何でも良いが、今回はForK8SPrivateCluster=trueとする

Key: ForK8SPrivateCluster
Value: true

クラスター作成

# タグ「ForK8SPrivateCluster=true」がついているサブネットのIDリストをカンマ区切りで取得
K8S_CLUSTER_SUBNETS=$(aws ec2 describe-subnets --filters "Name=tag:ForK8SPrivateCluster,Values=true" --query 'Subnets[].SubnetId | join(`","`, @)' --output=text)

# 取得したカンマ区切りのサブネットID一覧を表示
echo "subnets: $K8S_CLUSTER_SUBNETS"

# 取得したサブネットIDを使ってクラスター作成
eksctl create cluster \
--name hoge-cluster \
--region ap-northeast-1 \
--vpc-private-subnets $K8S_CLUSTER_SUBNETS \
--with-oidc \
--without-nodegroup