はじめに
高校生のvalkyrie263です。この度、情報処理安全確保支援士試験(SC)に合格しました。基本情報技術者試験(FE)、応用情報技術者試験(AP)に続き、高校生ながらSCにも合格することができました。この経験が、これからSCを目指す方、特に同じ高校生の皆さんの参考になれば幸いです。
私がSC受験を決意した理由は以下の通りです:
- 先輩がSCに合格した姿に刺激を受け、私も挑戦したいと思いました。
- 将来、IPA資格を全て取得する目標を掲げ、その第一歩として選びました。
- 資格手当がある企業への就職を視野に入れ、早めに資格取得を目指しました。
- Webアプリ開発時に、セキュリティを考慮した設計を行えるスキルを身につけたかったからです。
- 午後IIがないため、他の試験に比べて挑戦しやすいと感じたのも理由の一つです。
この記事では、私の学習方法や試験当日の様子、そしてこれからSCを目指す皆さんへのメッセージをお伝えします。
試験対策
使用した教材
以下の教材を中心に試験対策を行いました:
- 過去問道場 (https://www.sc-siken.com/)
- 情報処理安全確保支援士合格教本(技術評論社)
学習方法
過去問演習の徹底:
過去問道場で午前問題は過去10年分、午後問題は過去7年分を解きました。初回は時間を気にせず内容を深く理解することを重視。間違えた問題は3周以上復習し、完全に理解できるよう努めました。
ノートに記録:
間違えた問題は原因と共にノートに記録。復習時には「なぜ間違えたのか」を意識し、改善点を把握しました。
参考書の活用:
「情報処理安全確保支援士合格教本」を使い、関連知識を補強しました。特に、SQLインジェクション対策やプリペアドステートメントの重要性など、実務経験とリンクさせて理解しました。
午前問題、午後問題 の対策
- 午前問題: 過去10年分を一通り解き、間違えた問題はさらに復習。関連知識を参考書で確認し、正答率を上げました。
- 午後問題: 長文読解と記述練習に重点を置き、時間配分の練習も並行して行いました。特にWebアプリ開発経験は問題理解に役立ちました。
試験直前の追い込み
試験前日は18時間ほどかけて、過去3年分の問題を時間を計りながら解き、最終確認を行いました。
試験対策で感じた重要なポイント
- 過去問演習: 出題傾向の把握や形式への慣れが大切です。
- 基礎知識の理解: 単なる暗記ではなく、技術の仕組みを深く理解すること。
- 時間配分: 午後問題では特に、各問題にかける時間をあらかじめ決めておくと良いです。
試験当日
試験会場では、次の点を意識して取り組みました:
- 問題選択: 得意な分野から優先的に解答し、効率よく進めました。
- 時間配分: 各大問ごとに解答時間を設定し、時間内に解き終える練習を活かしました。
合格発表
合格発表の瞬間、受験番号を見つけたときの喜びは忘れられません。これまでの努力が報われたと感じました。
今後の展望
- 2025年4月: ネットワークスペシャリスト試験(ネスペ)挑戦。
- 2025年10月: データベーススペシャリスト試験(DBスペシャリスト)挑戦。
セキュアなアプリケーション開発やサーバのセキュリティ対策に取り組み、ITエンジニアとして社会に貢献したいと考えています。
高校生へのメッセージ
SC試験は簡単ではありませんが、しっかりと対策を行えば、高校生でも合格可能です。過去問を繰り返し解き、基礎知識を深めることが重要です。
また、Webアプリを自作するなど、実務に近い経験を積むことで、試験対策以上の力が身につきます。若いうちに高度な資格に挑戦することは、将来必ず役立つでしょう。
「為せば成る」の精神で、一緒に頑張りましょう!
まとめ
SC合格は、私にとって大きな自信となりました。この経験を糧に、さらなる挑戦を続けたいと思います。この記事が、SCを目指す皆さんの参考になれば幸いです。質問があれば、ぜひコメントでお知らせください!