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GoogleFit連携をReactNativeで実装

Last updated at Posted at 2022-09-03

はじめに

GoogleFitから体重、心拍、血圧、歩数を取得するアプリケーションをReactNativeで作ってみました。
わりと簡単に作れたのと、AndroidStudioのデバイスで動作確認もできるのを知らず、できたことに少し驚きました。

ソースはGithubに上げてありますので主にGoogleCloudでの手順を解説していきます。

大きな流れはこんな感じ。

  1. FitAPIを有効化する
  2. 認証情報の設定
  3. 同意画面の作成&テストユーザの登録
  4. アプリケーションの起動
  5. 動作確認

事前準備

AndroidStdioのインストール&設定

AndroidStudioのエミュレータを使って動作確認できるのでインストールしておきましょう。

Fitアプリはデフォルトで入っていませんので、PlayStore付きのデバイスを使います。私はPixel4を利用しました。

image.png

環境変数はANDROID_SDK_ROOTとadbコマンドを動かすためにPATHを設定しておけば大丈夫です。

参考:Android デベロッパー > Android Studio > ユーザーガイド > 環境変数

ソースを取得しておく

git clone https://github.com/uzresk/react-native-google-fit-sample.git

Fit APIを有効化する

image.png

image.png

認証情報を設定する

image.png

認証情報を作成します。

image.png

パッケージ名は、AndroidManifest.xmlに記載されているものを記載します。
SHA-1証明書のフィンガープリントは以下のコマンドで取得したものを利用します。

  • debug.keystoreへのパスはソースにあるものを指定してください

    keytool -list -v -keystore "debug.keystoreへのパス" -alias androiddebugkey -storepass android -keypass android
    

image.png

同意画面は適当に作っておきましょう。

image.png

要求するスコープも定義。今回はサンプルなのでREAD権限を全部追加しておきました。本番利用時は勿論必要最小限にしておきます(そうじゃないと審査も通らないと思います)

image.png

続いてテストユーザを追加。上限100まででアクセス可能

image.png

アプリを起動する

以下のコマンドを実行すると、androidエミュレータが自動で起動するはずです。

npx react-native run-android

動作確認

image.png

Googleの認証を通しているわけではないのでワーニングが出ますが「Continue」します

image.png

認可が求められます

image.png

ボタンを押すと、Fitアプリからデータが取れることが確認できるはず。

image.png

参考

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