はじめに
Zabbix5.0 LTSがでましたね。少し触る必要が出てきたのですが、docker-composeで10分くらいでシュッとあげたかったのでメモしておきます。
環境
- AmazonLinux2
- パッケージマネージャの部分以外は他のディストリビューションでも手順は同じです。
OS・dockerの設定
AmazonLinux2を起動して、dockerとgitをまずはインストール
yum -y install docker
yum -y install git
docker composeも入れますよ(公式の手順はこちら)
sudo curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/1.25.5/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/local/bin/docker-compose
sudo chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
dockerを起動しておきます。
systemctl restart docker
Zabbixの設定
公式リポジトリからリポジトリの内容をcloneしましょう
git clone https://github.com/zabbix/zabbix-docker.git
composeファイルを修正していきます
GUIは80で見れるように修正しておこう(nginxの部分でももちろんOKです)
zabbix-web-apache-pgsql:
image: zabbix/zabbix-web-apache-pgsql:centos-5.0-latest
ports:
- "80:8080"
proxyは一旦要らないから消す(お好みです)
#zabbix-proxy-sqlite3は要らないのでコメントアウト(削除)
#zabbix-proxy-sqlite3:
# image: zabbix/zabbix-proxy-sqlite3:centos-5.0-latest
# ports:
# - "10061:10051"
#
# 省略
#
zabbix-web-nginx-pgsql:
タイムゾーンは直しておこう
PHP_TZ=Asia/Tokyo
起動してみる
/usr/local/bin/docker-compose -f docker-compose_v3_centos_pgsql_latest.yaml up
GUIにアクセスする
http://<zabbix host>/zabbix
id:Admin, Password:zabbixでログインしてみよう
日本語に直してみるのと問題を解消してみる
日本語化
User settings→LanguageでJapanese(ja_JP)を選択して更新します。
ばっちりですね。
Probremに出ている問題を直してみる。
これはagentが通信できないので出ているエラーです。zabbix内で名前解決してあげましょう
[設定]→[ホスト]を選択しZabbix serverの設定画面を開きます。
下記のように設定して更新ボタンを押します。
ダッシュボードが空になっていればOKです。
おわりに
APIを試すとかそういった目的であればdocker-composeはとても手軽でよい手段ですね。