VirtualBoxへのUbuntu 20.04のインストールは完了している前提
VirtualBoxとWSLは共存できない?
最新のVirtualBoxとWSLは共存できるらしいが、筆者環境だとできなかったので以下の手順でWSLを無効化した。
以下抜粋
PowerShellで以下を実行する
Disable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform
ホストWindowsからsshアクセスする
VirtualBoxのGUI画面からターミナルを開いて作業するのも良いが、Windowsにインストールされているターミナルソフトからsshアクセスして使いたい。
1. sshサーバーのインストール
こちらの手順を参考にする。
https://codechacha.com/ja/ubuntu-install-openssh/
以下抜粋
sudo apt update
sudo apt install openssh-server
sudo systemctl enable ssh
sudo systemctl start ssh
2. VirtualBoxのネットワーク設定
UbuntuをシャットダウンしてVirtualBoxの設定を変更できるようにする。
アダプター1の設定
ネットワーク
-> アダプター1
-> ポートフォワーディング
アダプター1を有効化し、割当をNAT
にする
以下を設定
- 名前:
ssh
(適当に) - プロトコル:
TCP
- ホストポート:
22
- ゲストポート:
22
アダプター2の設定
ネットワーク
-> アダプター2
アダプター2を有効化し、割当をホストオンリーアダプター
にする
ホストネットワークマネージャの設定
IP: 192.168.56.1
マスク: 255.255.255.0
DHCPは無効化する
3. Ubuntu 20.04のネットワーク設定
Ethernet (enp0s3): NATアダプター
特に設定は不要だが、わかりやすいように名前をInterNet
に変更する。インターネット接続に使用する。
Ethernet (enp0s8): ホストオンリーアダプター
VirtualBoxのホストオンリーアダプターに相当する。
+から設定を追加して名前をSSH-host
とする。
IPv4アドレスを192.168.56.101
に設定する。ストネットワークマネージャの値(192.168.56.1
)と異なる値を入れる。
4. ネットワークの有効化
右上のメニューからenp0s3
がInterNet (NAT)
、enp0s8
がSSH-host(ホストオンリーアダプター)
となるようにする。
この状態でWindows PCから192.168.56.101
にssh接続することができる。