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Library Writeup

Last updated at Posted at 2024-11-15

Library Writeup

boot2root machine for FIT and bsides guatemala CTF

Libraryはブルートフォース攻撃と特権昇格を行いマシンのrootアクセスを取得するシンプルなroomとなっています
スクリーンショット 2024-11-15 17.49.28.png

ゴールまで必要なもの
・user.txt
・root.txt

Task1

・user.txt
はじめにnmapを使用しポートのスキャンを実行します。より詳細な情報が欲しいので-sVと-vvオプションを使用します。以下がコマンドになります。

nmap -sV -vv 10.10.218.50

・-sV -> バージョン検出スキャン
・-vv ->詳細表示

スキャンの結果からHttpとSSHのポートを発見することができました。

スクリーンショット 2024-11-15 18.45.01.png

.
Httpのポートがオープンしているのでgobusterとcommon.txtを使用して隠しフォルダを探してみます。

gobuster dir -u 10.10.218.50 -w /usr/share/wordlists/dirb/common.txt

・-u -> スキャン対象のURLを指定
・-w -> 使用するワードリストを指定

スクリーンショット 2024-11-15 19.19.59.png
興味深いディレクトリはimagesとrobots.txtになります。この二つのファイルとホームページをwebから見てみることにします。
スクリーンショット 2024-11-15 20.59.58.png
スクリーンショット 2024-11-15 21.04.12.png

meliodasというユーザがいることが確認できます。
このユーザ名をrockyouというヒントを使いSSH接続を試みます。
Hydraというブルートフォース攻撃用のツールを使います。

スクリーンショット 2024-11-15 21.17.22.png
hydraを使用するとiloveyou1がパスワードであることがわかり接続することができました。

hydra -l meliodas -P /usr/share/wordlists/rockyou.txt ssh://10.10.218.50

・-l -> ユーザ名
・-P -> パスワードのリスト

スクリーンショット 2024-11-15 21.19.38.png

lsコマンドで確認するとuser.txtを発見することができました。

Task2 root.txt

sshで接続することができたので、次は特権昇格を目指していきたいと思います。

sudo -l

・-l -> 自分がどのコマンドをsudo権限で実行できるか

bak.pyファイルのみsudo権限で実行できることがわかります。

スクリーンショット 2024-11-15 22.14.41.png

スクリプトに対する書き込みは禁止になっているので既存のスクリプトを消去し
新しいスクリプトを作成することにします。
スクリーンショット 2024-11-15 22.16.05.png

Pythonスクリプトを作成し、それを bak.py という名前で保存します。作成されるスクリプトは、Pythonの pty モジュールを利用して、新しい擬似端末を生成し、その中で /bin/sh シェルを起動するという動作を行います。

スクリーンショット 2024-11-15 22.17.30.png

echo -> 文字列を出力するコマンド
pty -> 擬似端末を操作するモジュール

sudo python /home/meliodas/bak.py

スクリーンショット 2024-11-16 1.06.20.png
スクリプトを実行するとroot権限で入ることができ、rootフォルダに入るとお目当てのroot.txtを見つけることができました。

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