本記事は
ロードスクリプトの標準機能を使って、複雑な操作なしで複数のカラムを1つにまとめて比較することができるようになります。
#1:作業イメージ
今回はデータの縦持ち変換について学習していきます。
例:下のデータでは縦持ち変換するとどのようになるか確認しておきましょう。
食品,日用品,電化製品の3つから商品カテゴリというカラムを作成します。
##(Before)カテゴリ別購入品
名前 | 食品 | 日用品 | 電化製品 |
---|---|---|---|
さとう | ○ | ○ | × |
すずき | ○ | × | × |
たなか | ○ | × | ○ |
名前 | 商品カテゴリ |
---|---|
さとう | 食品 |
さとう | 日用品 |
すずき | 食品 |
たなか | 食品 |
たなか | 電化製品 |
#2:作業
##①データの確認/データロード
今回の作業では下記のデータを使用します。
表をそのままコピーしてからExcelなどに貼り付けで使用できます。
名前 | 一般食品 | 青果 | 水産 | 惣菜 | 日用品 |
---|---|---|---|---|---|
さとう | 1 | 1 | 1 | 1 | |
すずき | 1 | 1 | 1 | 1 | |
たなか | 1 | 1 | 1 | 1 | |
たかはし | 1 | 1 | |||
なかじま | 1 | 1 | 1 | 1 |
データの読み込みが終わったら、
テーブル名に「読み込み用テーブル」と名前を付けましょう。
##②コーディング
下記のイメージの通りです。
コーディングが完了したら「データのロード」で読み込みましょう!
コロンとセミコロンの違いに注意してください。そのままコピーでも可能です。
作成テーブル:
CrossTable('商品カテゴリ','フラグ',1)
Load
名前,
一般食品,
青果,
水産,
惣菜,
日用品
Resident 読み込み用テーブル;
Drop Table 読み込み用テーブル;
Drop Field フラグ From 作成テーブル;
##③テーブル確認/チャートの作成
完了したら想定通りにデータが抽出できているか確認します。
上の作業イメージの通りに入っているのでチャートを使用してみましょう。
チャートから「棒チャート」をドラッグすると下記の画面になります。
イメージの吹き出し通りに作業してみましょう。
完了したら「スタイル」→「色と凡例」→「軸ごと」を選択します。
すると、基本的な棒チャートが作成できました!