こんにちは。
私の会社で新人がそれぞれの部に配属され、実際の業務に携わることになったのでその助けになればと思い記事を書くことにしました。
地味に Qiita 初投稿になるので、書き方的に分かりづらいところやその他改善点があればご指摘いただけると助かります🙏🏻
はじめに
プロジェクトマネージャーを任せてもらえる機会が増え、後輩を下につけてお仕事することも多くなってきました。
後輩がエラーで詰まったときや分からないことがあったときに質問をしてくれますが、経験年数が浅いほど遠回りな質問の仕方をしているケースが見られます。
目の前のことばかりに焦点を当ててしまうと、目的を見失い間違った方向にいきかねません。
この記事はそうならないための質問の仕方の参考になればと思います。
ただし、あくまで私の経験則に基づくため、必ずしもこの記事の内容が正しいわけではないことをご了承ください。
※何番煎じかわからないネタかもですが。。
目的から話すときの例
例えば、ある機能の実装をしようとしてエラーが出て詰まってしまったときの質問の仕方は、下記のように 目的 → 手段 → 結果
の順で話すと解決の近道になることがあります。
この場合に大切なのは順番ではなく、あくまで目的を話すことにあるので話す順番が異なってしまっても問題ありませんが、私はこの順番で話すのがわかりやすいと思っています。
〇〇をしたいのですが、 ← 目的
✗✗をしてもうまくいかず、 ← 手段
△△のエラーが発生してしまいます。 ← 結果
どうしたらよろしいでしょうか?
あれ?そもそもその手段だと目的が達成できないかも。
手段をこういう風にしてみて!
「目的」から話すとどう近道になるのか?
上記の例でわかる通り、質問を受ける側が目的をわかっていると、 目的を達成するための手段がそもそも間違っていたときにその先の結果に対して悩む時間を節約 できます。
特に、経験が浅いうちは手段が誤っていることも少なくありません。
経験を積んだ先輩たちはみな優秀です!
「目的」がわかればその「手段」も大抵はわかるので、「目的」から話す癖をつけましょう!
注意点
逆に目的だけ話さないようにしましょう。
目的を達成するために行った手段や理由、結果はすべて大事な要素であり必要な情報 です。
情報が多ければ多いほど質問を受ける側はその質問内容に対する回答を出しやすく正確なものになります。
自分が行った手段が全然違っていたらどうしよう…のような不安な気持ちになることもあるかもしれませんが、恐れずしっかりやったことを伝えましょう!間違いや失敗を恐れないことが成長への近道にもなります!
色々な例
目的から話したときに近道となる質問例をいくつか紹介します。
と思ったのですが、考えようとすると意外と良い例が思いつかず…。
レパートリーが少なく例も微妙かもしれませんごめんなさい🙇🏻♂️
今後思いついたり遭遇したら追記していきます。
エラーを解決したい
ユーザー更新画面で保存ボタンを押したときに入力した内容をDBに保存したいのですが ← 目的
ユーザー登録画面を実装を参考にしましたがうまくいかず、
◯◯のエラーが発生していてサーバー側に情報を送信できていないみたいです。
エラーになる原因は何が考えられるでしょうか?
更新画面を実装するときに登録画面を参考にしてそのエラー内容なら、
もしかしたらHTTPリクエストメソッドが間違っているのかも。
HTTPリクエストメソッドが PUT じゃなくて POST になっていないかまず確認してみて!
目的が明確になっていることによって、エラー内容と合わせて考えたときに原因が推測しやすくなっています。
エラー内容によってはその内容だけでは原因が特定しづらいものを少なくありません。
なるべく情報は多く提供するように心がけましょう。
クエリの実行速度を改善したい
請求テーブルを検索するクエリの実行速度が遅いので改善する必要があるのですが、 ← 目的
インデックスやクエリチューニングの観点からアドバイスいただけないでしょうか?
請求テーブルなら、
もしかしたら◯◯カラムにインデックスをつけたら検索の速度が改善するかもしれないから試してみて!
この場合、目的を話さないことはほとんどないかもしれませんが、目的の中にどのテーブルに対してなんのクエリなのか明確な情報があることによって、質問を受ける側が問題箇所について推測しやすくなります。
作業の優先順位を確認したい
〇〇で不具合が発生しちゃったので優先して修正したいのですが、 ← 目的
今対応中のタスクはどれくらいのスケジュール感でしょうか?
たしかにその不具合は優先して直したいね。
対応中のタスクはスケジュールを調整するから後回しにして良いよ。
スケジュール感を把握できていないのはどうなんだという問題はさておき、スケジュール感だけ確認していたらもう何テンポか会話が必要になっていたかもしれません。
目的を話したことによって解決したい問題を即座に対応してもらえました。
さいごに
若干記事の中身がうすいような気もしますが、とにかくこの記事で伝えたいことは目的を話すことを癖付けよう!ってことです。
私自身も遠回りな質問の仕方をしてしまうことがあるので、これからも気をつけていきたいと思います。