52
63

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

AWS認定資格のアソシエイトレベルを制覇したのでやったことまとめ

Last updated at Posted at 2016-10-05

1. はじめに

何番煎じの記事だ、ってな感もあるのですが、ここ一ヶ月ほどでAWS認定資格のアソシエイトレベルの3種類

  • AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
  • AWS 認定デベロッパー – アソシエイト
  • AWS 認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーター – アソシエイト

を制覇したので勉強方法などをまとめました。

ちなみに、受験(合格)した順番は下記の通りです。

  1. AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(9/11)
  2. AWS 認定デベロッパー – アソシエイト(9/22)
  3. AWS 認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーター – アソシエイト(10/4)

今年のre:Inventに参加予定なので、**認定資格保有者専用のラウンジを使ったり、バッチを貰ったりしたい!**ってモチベーションで資格試験を受験しました。

勉強方法としては、金で殴るタイプのアプローチを取ってます。

2. 勉強を始める前のレベル感

仕事上では、試験環境等では個人的にちょこちょことAWSを利用したりしてたんですが、本番/ステージング環境では自社クラウドがメインなので利用経験無し。

個人では数年前からEC2やS3を使ってWebサービスを作ってみたりしていた程度で、他のサービスはあまり使っていませんでした。

あとは、QiitaでAWS関連のタグをフォローして記事をチェックして、興味があった記事の内容は実際に手を動かしながら確認してみていた程度でした。

ちなみに、自分が現在フォローしてるタグはこんな感じ。

AWS, S3, EC2, IAM, Lambda

まぁ基本は AWS さえフォローしておけば、他のタグの分の情報も流れてくるので十分かとは思います。

3. 勉強方法

資格毎の勉強方法を簡単にまとめました。

3-1. ソリューションアーキテクト

私の場合は、はじめに Architecting on AWS ($1,800) を受講しました。
弊社 では毎年30万円分までの社外研修を受講できたりしますので、興味のある方は入社をご検討ください

AWSの回し者というわけではないのですが、上記研修はめちゃくちゃわかりやすくて、体系的にAWSを理解できたので非常にオススメです。AWS関連の情報はWeb上や書籍等にも大量にあるので、独力でも勉強は可能ですが、一度、とっかかりとして、AWSの中の人から体系的に話を聞いておくと、自主学習する際の理解度も格段に上がるかと思います。

ただ、受講にあたって、最低限、Webサービスの設計・構築・運用について一通りの経験があって、多少はAWSのサービスを触ってみたことがある、くらいでないと、講義についていくのが厳しい感じかな、とは思いました。(そのあたりはよくわからないけど、とりあえずAWSの資格が欲しい!みたいな人もいないかとは思いますが、一応)

ちなみに、自分が受講した回では30〜40歳位の参加者の方が多そうでした。

上記研修を真面目に受講しつつ、研修受講後に、 AWS クラウドサービス活用資料集 の各種資料を使って一通り復習しておけば、ソリューションアーキテクトは合格できるかと思います。

また、受験前に一度、模擬試験(2,160円:税込)も受けておくのが良いかと思います。ただ、体感的には、模擬試験の方が、本試験よりも簡単な問題が多かったように感じたたため(実際に、私の場合は、模擬試験の方が本試験よりも若干スコアが高かったです)、模擬試験で90%前後くらいのスコアが取れていると安心して本試験に臨めるかと思います。

デベロッパーとSysOpsアドミニストレーターについても、出題範囲としては、ソリューションアーキテクトの範囲と重複している部分が多いので、ソリューションアーキテクトに合格できていれば、その勢いのままで、+αで下記の観点で勉強しておけば合格できるかと思います。

3-2. デベロッパー

私の場合は、Amazon Web Services実践入門 を見ながら実際に手を動かしてみました。広く浅く主要なサービスが網羅されていて、数時間で一通りできるのでオススメです。あとはCloudFormation、Beanstalkあたりの内容は載っていなかったので、前述した AWS クラウドサービス活用資料集 の資料を見つついじってみました。

実際に手を動かしておくと、即答できるような問題もそれなりにあったので、デベロッパー試験を受験するのであれば、手を動かしておくことは必須だと思います。

あとは、受験前に模擬試験も受けてみて、理解が乏しかった(自信を持って回答を選択できなかった)と感じた箇所があればそのあたりについて、前述したドキュメント類で復習してから本試験に臨まれればよいかと思います。

3-3. SysOpsアドミニストレーター

上述した各種ドキュメント類に加えて、AWSの試験要覧にも記載のある通り、下記のホワイトペーパーに目を通してみました。

・セキュリティプロセスの概要
・クラウドのストレージオプション
・災害対策目的での AWS の使用
・アマゾン ウェブ サービスの概要
・AWS リスクおよびコンプライアンス
・AWS クラウド向けのアーキテクチャ: ベストプラクティス

他の資料と重複している内容も多々あるのですが、改めて自分の理解度を確認する、という意味では有用だったと思います。他のペーパーについては、概要だけ一通り目を通してみて、理解できていないキーワードが含まれているペーパーや、内容が想像できないペーパーなどについては、じっくりと読んでみる、という感じで勉強しました。

あとは、他の資格と同様に、受験前に模擬試験を受けてみて、苦手分野を理解して復習してから本試験に望む、ということで合格できるかと思います。

4. おわりに

3日間の研修+各資格あたり数時間程度の勉強で、3個の資格を効率的に取得できたので、社外研修の補助制度がある方や、金銭的に余裕があって、これからAWSの各種資格を取得したい、という方には Architecting on AWS オススメです。

re:Invent行くまでに、残りのプロフェッショナルレベルの2個も制覇できるようにがんばるぞい。
(と思ったけど、re:Inventの会場だとプロフェッショナルレベルは半額で受験できるようなので、現地で受けるべき説が)

52
63
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
52
63

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?