WBSってなんだっけ?
ちょうどここ1年くらいでプロジェクトマネジメント(PMBOKとかISO21500とか)を勉強する機会があったので、ちょっとずつまとめてみようと思います。
WBSとは__プロジェクト活動を分割し作業ができるレベルまで分割したもの__になります。WBSは開発を行うときにやるべきことを洗い出すのに有用な手法だと思います。ただ、よくよく見ると意外とざっくり作られていることが多く、そのことが影響してなにをやるべきかが明確になっていないことが多々あります。
終了条件が明確でなければ作業してもそこで完了になるか不明瞭ですし、前作業が何かわからなければなんとなくで作業開始することになりますよね。
(どの状態になったら作業を開始して、どこまでやったら完了なのかを明確にできるレベルまで落とし込むのがコツなのかな、と最近は思っています。)
- よくある間違い例
- そもそも作業ができるレベルまでBreakdownできていない
- WPの終了条件が明瞭でない
- WPの前作業が明確でない 等々...
WBSに必要な要素
ではWBSに必要な要素は何になるかというと、まずはスコープの特定、そして『作業できるレベルまで分割する」です。その上で以下の項目が記載されているのが望ましいのではないでしょうか。
- WBSに必要な要素
- 前作業がなにか
- WPの作業内容
- WPの終了条件
- WPの工数
- WPのoutput(成果物など)
ちなみに様々なところでWBSにガントチャートをくっつけて、『WBS』とまとめていることがあります。(便利ですしね!)
一応違いを理解して使い分けた方が良いのかなーなって思ってます。
参照
https://www.itbook.info/web/%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%9Bpmp/5-3-wbs%E4%BD%9C%E6%88%90
https://www.japan-project-solutions.com/iso21500