基本情報技術者試験を2021年3月に受けて合格したので初Qiitaです。
まずはどんな点数で受かったかという点ですが
午前81.25
午後60.50
というギリギリでの合格でした。受けてプロメトリックのスコアレポート見た時は「1,2点足りてない気がする…」と思ってました。
まずは、自分自身のスペックを書いていきたいと思います。
#スペック
・高校→偏差値53くらいの公立普通科
・大学→偏差値40ちょっとの経済学部
・業務→主にネットワークの構築や設計関連
・取得していた資格
ITパスポート、P検定準2級、comptia network+
# 受かるまでの経緯
2019年春、2019年秋、2021年3月と挑戦して3回目でやっと合格したので、それぞれについて書いていきます。
2019年春と2019年秋
過去問道場に加えて、下記の4つのテキストを使ってました。
2019年春は申込をした2019年1月から勉強して、舐めてかかってアルゴリズムで撃沈…
ロクな勉強をして無かったのでここで初めてレベルの高さを知ったような感覚です。
2019年秋は必死こいて勉強したものの、午後試験が1点足りず落ちました。
余りにショックで午前試験の点数は覚えてませんw
次に、受かった2021年3月についてです。
2021年3月
ここからが本題です。
2019年秋試験に落ちた直後、「このままじゃダメだ。基本情報くらいは受からないとカッコ悪い!!」と思って焦りを持ちつつ自分を追い込んで勉強してました。
そして、このままのやり方を続けるだけではだめだ。と思い、俺はある手段に手を出すことにしました。
大原への課金
それは通信教育の受講でした。
自分が独学で勉強できるほど頭が良くない。だから2回も落ちるんだ。と思い大原に8万円ほど払って講座を申し込みました。結果として、これで正解だったと思います。
良かったと思った点は以下の2つです。
・豊富な問題量とパターン
・充実した解説
特に午後試験対策としては市販のテキストよりも優位性がありました。
アルゴリズム等は簡単な問題だったり、過去問を抜き出したりと難易度が低い問題から積み上げて力を付けていくことが出来たのが非常に大きかったです。
問題集では応用情報や旧ソフトウェア開発の問題も乗っており、問題パターンを多く経験出来たもの大きかったです。
問題のパターンもIPAのHPを見れば過去問はだいぶ昔のものを解くことはできますが、解説までは乗ってません。
理解度という点では解説は重要でした。
「なぜこうなるのか?」という点はやはり解説が無いとわからない部分も多かったです。
テキストが届いた2020年1月から本格的に勉強し始めました。
途中でコロナウイルスによる2回の中止と延期を受けてやる気が低下したり、途中でcomptia network+の資格試験を受けてたりしましたが、トータルの勉強期間というのは1年ちょっとくらいになってしまいました。
受かった時の勉強方法
午前試験
既に2回も挑戦していたので知識は既にあったため、とにかく過去問道場の問題を通勤時間に解いてました。
初挑戦の場合ではペラペラとテキストを1周したら過去問を解きまくる事をした方が良いかもしれません。ITパスポート持ちはいきなり過去問を解いてわからない所をテキストで読む。でも行けるかもですが。
過去問道場は「計算問題を出題しない」という設定が出来るのがありがたかったです。どうしても電車内だと紙とペンを出して計算する。というのは難しいので、単純な知識問題だけに絞って解いてました。
もちろん、紙できちんと過去問を解く作業もしてました。2年か3年分をひたすら解いて7割5分~8割安定で取れる所まで持って行きました。
午後試験&戦略
午後試験は逃げることが出来ないセキュリティ、アルゴリズム、プログラミング(表計算)を重点的に勉強していました。
セキュリティは8割程度は取れるようになりましたが、アルゴリズムがどうも解けなくて解けなくて…
結局、問1や2の簡単な部分を確実に取る事だけを重視した勉強となりました、合格した時はそれで46%取れてたので戦略としては合格だったと思います。
セキュリティやプログラミングに関してはひたすら大原のテキストを繰り返し繰り返し解いてました。
セキュリティは公開鍵や認証、アクセスリストなどパターンがある程度固定されるので対策しやすかったです。
特にアクセスリストは業務で触れている点でしたので、特に勉強せずとも解くことが出来ました。
プログラミングは迷わず表計算一択でした。というか、それしかできる気がしなかった…
選択問題について
午後試験には選択問題もあるので、それについても書いていきます。実際何が出たか?というのはIPAの定めるルールに引っかかりそうなので、アウトにならない範囲で書いていきます。
まず午後試験の選択問題の選択肢については
・ソフトウェア・ハードウェア
・データベース
・ネットワーク
・ソフトウェア設計
この中ではソフトウェア・ハードウェアとデータベースを勉強してました。
上記の中から3問出題される形式でしたので、保険のために2つの分野を勉強してました。
ネットワークは仕事で扱っているのに何故選ばなかったのかと言いますと、問題の出題形式に幅があり対策がしにくいことと、計算問題で時間を大きく消費する可能性があったからです。
なので、午後試験はソフトウェア・ハードウェアとデータベースのどちらかを解く。という方針でした。
午後の選択問題はあと一つ選ばなければなりませんが、それはもう何を解くか決めていました。それは
・プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略・企業と法務
です。
文章題が中心であり、問題によっては頭の良い中学生でも解けそうなものが出題されるため、比較的点が取りやすいと考えました。
実際の試験を受けたり過去問を解いた感覚ですが、恐らく経営学部出身だったり総務や経理の仕事をしてる人、簿記の知識がある人間は恐らく楽に解ける可能性が高いです。
人を選びますが、選択肢として入れても損は無いと思います。
終わりに
こんな感じで受かるまでの経緯をざっくり書きました。
参考になるかはわかりませんが、「こんな人も居るんだ…」くらいの認識を持っていただけたら幸いです。
次は取得するなら応用情報でしょうか?
業務的にはCCNAの方が役に立ちそうですが…