追記：以下の内容はImagemagick6の頃の内容です。Imagemagick7以降は最後に追記しておきます。すみません。
テストを行うときはこういう事がよくある。
テスト用画像を400枚用意したい。サイズは800x600。色や画像は何でも良いが、互いに識別できるものでないと、テストの時に困る。
そんな時、私ならこうする。
まず800x600の単色の画像を用意する。
私はPaint.netを使っているが、GIMPでも構わない。
テスト用画像を保存する場所においておこう。今回は「800x600_yellow.png」という名前としよう。
次。ImageMagickをWindowsにインストールする。
こちらからダウンロードしてインストーラを起動すればおしまい。
http://www.imagemagick.org/script/binary-releases.php#windows
次。コマンドプロンプトを起動し、先ほどの画像を配置したディレクトリへ移動する。
そしてこのようなコマンドを入力する。
convert -pointsize 240 -gravity center -annotate 0 "001" -fill black 800x600_yellow.png 800x600_yellow_001.png
すると、こんな画像が生成される。
これで、画像の生成は完了。
あとはコマンドをExcelでもなんでも使って量産すれば良い。
400枚くらい簡単に作れる。
追記:
Excelで、1という表記を001に変換したい場合は、=TEXT(A1,"000") ってな感じでTEXT関数を使うと良い。意外と知らない人がいて驚き。
追記（2017年07月08日）：
Imagemagick7だとconvertコマンドは廃止されて、magickというコマンドになったらしいです。こっちの方がWindowsのconvertコマンドと被らないから自分は好きです。こんな感じで文字入りの画像を作れます。背景画像を指定する方法が解らなかったので、塗りつぶしました。参考になれば幸いです。
magick -background yellow -fill black -pointsize 70 label:"001" 001.png
追記（2024年02月25日）
このコマンドで文字を入れられるようでした。OpenAIに聞いたら即座に教えてくれました。便利な世の中になりましたねえ…。
magick convert 800x600_yellow.png -pointsize 240 -gravity center -fill black -annotate 0 "001" 001.png
