はじめに
Microsoftのロールベース (アソシエイトおよびエキスパート) と専門分野の認定資格は、2022/02現在有効期間が1年間となっています。(Fundamentalsは除く)
多くのベンダー資格では有効期限が切れる際は同試験を受けなおす(あるいは上位資格を取得する)ことで期限の更新を行いますが、Microsoftの資格では更新専用の手順が存在します。
過去取得した認定資格を更新してみたので、更新方法について解説します。
参考
有効期限の通知
お知らせメール
有効期限の約6か月前に、以下のようなメールが届きます。
メール内の「Get started with renewing your certification」をクリックすると以下のような更新用ページに飛びます。
URLの「en-us」を「ja-jp」に変更すると日本語のページも開けます。
認定プロファイル
メールのリンクから飛ぶ以外に、自身のプロファイルページからも更新対象の資格を確認できます。
更新試験の準備
更新用ページには試験対策用コンテンツのコレクションがあります。
当初の合格時から出題範囲が変わっている場合もあるので、こちらを利用して更新試験の準備をしましょう。
更新試験
更新用ページの「更新評価を受ける」ボタンをクリックすると試験を受けれます。
試験は20~30問の問題を45分間で解答するという形式です。
注意点として、一度解答した問題に戻ることはできません。1問づつ慎重に解いていきましょう。
合格したら
無事合格すると、資格の有効期限が1年延長されます。
この1年延長は、延長試験を受けた日からではなく、元の有効期限の終了日から1年延長となります。
ですので、早く受けたからといって期限的に損することはありません。お知らせメールが届いたら、計画的に延長試験を受けましょう。
不合格だったら
本番の試験と同様、カテゴリごとの正答率が表示されます。これを参考に再試験に向けて学習を進めましょう。
また、正答率の低いカテゴリを基にカスタマイズしたコレクションを作成してくれる機能があります。
再試験は何度でも受けれるようなので、苦手分野を補強して再試験に臨みましょう。
(2度目の再試験はすぐ受験可能、それ以降は前の受験から24時間空ける必要があります)
おわりに
有効期限が1年しかないというのは他のベンダーの試験と比べてもかなり短いと思いますが、更新は無料で可能かつ手順はかなりシンプルなので、その点では優位性があると思います。
進歩の早いパブリッククラウドの領域では、1年に1度の更新というのも理に適っていると思います。
常に新しい知識をインプットして、資格という形でその知識の証明を得ていきましょう!