Arduinoが流行った2009年ごろはシールドで手軽に機能追加できるというのが謳い文句だった気がするし、Maker Faireなんかでも独自シールドを作ってる人なんかを見かけた気がするが、最近はブームが過ぎた感もある。
時代に逆行して、未だにシールドLOVEなので、ちょっと紹介してみる。
スペクトラムシールド
https://www.switch-science.com/catalog/2244/
ステレオミニジャックから音を入力すると低音から高音まで7つの帯域の信号レベルを出力してくれるので、いわゆるスペアナが作れる
各帯域の信号が同時に出力されるのではなく、STROBEに信号を送るたびに帯域ごとの信号レベルが順番に得られるので、思ったほど応答性が高くないのが少し残念。
現在、これを使って光るだけでなく、動きも組み合わせたスペアナを作れないか企画中。
パワードライバシールド
https://www.switch-science.com/catalog/701/
前回のソレノイドコンテストでギフト券をいただいたので、最もパワーがあるソレノイドを注文したところ、駆動できる電源が手元になく、試してみたのがこれ。手前の白いコネクタはPCなどで使われるATX電源を接続できる。
回路図はシンプルなので、MOSFETを入手して自作したほうがコスパがいいのだけど、大電流・大電圧なので万一、ミスすると大変というようなケースで重宝している。
GROVE ベースシールド
https://www.switch-science.com/catalog/1293/
アルコールセンサを使いたく、GROVEのアルコールセンサだけを入手した際に、GROVEのコネクタが独自形状なのを知らなかったのと(見た目で2.54ピッチと勘違いしてた)、安定して動かなかったというのもあって(原因はアルコールセンサの電流消費が多くArduinoがリセットしてた)、純正環境で試さないとということでGROVEのベースシールドを買ったのだが、よくよく考えてみればベースシールドを買わなくても解決するような問題だったので、アルコールセンサの動作確認が終わってからは使ってなかったりする。
そういえばGROVEの火炎センサというのを買ったけど、まだ試してなかったっけ。
A.P. Shield
https://www.switch-science.com/catalog/448/
KORESSプロジェクトさん(当時)による心拍センサを搭載したシールド。うちのプロジェクトでも心拍センサを使った展示などをしているが、心拍センサに興味を持つキッカケとなったのが、このシールドだと思う。
(参考)心拍と表情に反応するスマートイヤリングの裏側
https://sweetelectronics.wordpress.com/2015/08/06/pulse_and_smile/