実行結果
waifu2xとは
ノイズ補正をしつつ、きれいに画像を2倍のサイズにしてくれる神の御業
https://github.com/nagadomi/waifu2x
実行した理由
- 写真の画像をとりあえず2倍にしたい案件があった。
- おうちPCがMacなので、CUDA・NVIDIAに依存してるやつは動かせない
- Waifu2xのCaffe版とかもあってそちらだと動くんだけど、写真向けモデルは移植されてなかったり、ノイズ補正が対応してなかったりする
- Deep AIにもwaifu2xあるじゃん!!無料で使えるの!?ヒャッホー... あれ?これイラスト向けだけだ...
- 他の画像拡大系のモデルも使ってみたけど、実際試してみたら実用に耐えられなかった
共有した理由
- waifu2xをGoogle Colabで実行したものを探してみたけど、きちんと動いているやつが見つからなかった。
- waifu2x-caffeとかだったら結構ある
Notebook
こちらを参照してください
Google Colabで実行したらTorchのインストールだけで30分〜3時間ほどかかりました
稼働状態によって異なるっぽいですが、初期設定だけでかなり時間がかかります。
ハマったことなど諸々
no CUDA-capable device is detected
RuntimeがGPUになっていない可能性があります。
[ Runtime ] -> [ Change runtime type ] で確認できるので、なってなかったら変更してください。
変更すると今までの実行結果が消えるようなので、なるべく早い段階で気づいてください
念の為、環境変数でも指定するといいようです。
import os
os.environ["CUDA_VISIBLE_DEVICES"]="0"
luarocks: command not found
waifu2xの依存パッケージを入れていくあたりでいわれて、その前にTorchをインストールしていて、ログを追うとそこでは普通に使えてるっぽいのでなんでや!!ってなります。
結論から言うと、luaとTorchのインストールにwaifu2xと同じ作者のnagadomi/distro
を使ったのですが、これをGoogle Colabで実行した場合、luarocks
は/content/torch/install/bin
の配下に作成されるようです。
デフォルトだと、この場所にはPATHが通ってないので、通します。
stackoverflowやgithubを覗くと、nagadomi/distro
をGoogle Colabで使っている場合、同じ原因でコケている方が結構いました。
# add PATH for luarocks
import os
os.environ['PATH'] += ":/content/torch/install/bin"
あとがき
Google ColabというかJypter Notebookをガッツリ使った経験がまだそれほどないので、共有しているファイルでこここうしたほうがいいみたいなのがあるかもしれませんが、それは良しなに...