はじめに
初記事です。お手柔らかにお願いします。
コロナ禍で在宅する機会が増えた結果、自宅NW環境に不備が見つかりました。
※NWのボトルネックを放置していました。
ボトルネック解消のため、VoIPルータへのルーティングを見直しました。
そのときの作業メモを記します。
何かのお役に立てば幸いです。
作業前
NW構成図
以下構成となっていました。
※拙い図で申し訳ありません。。
凡例: ─:LANケーブル ~:モジュラーケーブル
至:幹線───【情報分電盤:HUB/100Base】───────【部屋A:VoIPルータ】~~~~~〔IP電話〕
│
└─【情報分電盤:Wifiルータ】──┬──【部屋B:各種機器(PC等)】
├─【部屋C:各種機器(テレビ等)】
└─【部屋D:各種機器(Google Nest等)】
この構成の問題点
- 幹線は1Gbps通信だが、情報分電盤内の100Baseハブがボトルネックに。
※もともとは幹線も100Mbpsだったのですが、2年前くらいに増速していたようです。 - NW構成上、部屋BのPCからVoIPルータへアクセスできない。
- 知識の無さをHW構成でどうにかしていた。
- ただでさえ狭い情報分電盤にハブとルータを押し込んだため、中がぐちゃぐちゃ&放熱的にも問題が。。
作業後
すっきりしました。
凡例: ─:LANケーブル ~:モジュラーケーブル
至:幹線───【情報分電盤:Wifiルータ】────┬─【部屋A:VoIPルータ】~~~~~〔IP電話〕
├─【部屋B:各種機器(PC等)】
├─【部屋C:各種機器(テレビ等)】
└─【部屋D:各種機器(Google Nest等)】
ルータ設定のポイント
以下環境に基づき解説します。
IP電話/各ルータ設定方法の細かい説明は省略します(各社から提供されているマニュアルをご参照ください)。
- IP電話のプロバイダ:サイバーホームIPフォン
- Wifiルータ:バッファロー社製 WSR-3200AX4S
- VoIPルータ:NECアクセステクニカ社製 BR500V
Wifiルータ
- VoIPルータのIPを固定する
VoIPルータ側で固定しても良いのですが、今回はWifiルータのDHCPリース情報からVoIPルータのIPを固定しました。
- ポート変換
VoIPルータのIPアドレスにUDPポート:5012-5013,5060の通信が割当たるよう設定します。
VoIPルータ
あまりやること無いのですが、「部屋BのPCからVoIPルータへアクセスできない」を解決するため、以下作業を実施しました。
おわりに
個人的には色々試行錯誤あったのですが、こうやって書いてみるとたいしたことやってなかったです。。
なお、IP電話のプロバイダさん的には非推奨の接続方法となりますので、試される際は自己責任でよろしくお願いいたします。