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グループレポートをkintoneで一瞬で見やすくまとめる技、ワンクリックコピー付き

Last updated at Posted at 2020-12-02

kintoneを使えば、いつでもどこでも報告書を作成できるのだが…

このような複数あるチームやグループごとの報告書をまとめて会議で報告するとき、皆さんはどうしていますか?特にマネージャーやリーダーが苦悩していることと思います。

  1. 各グループ、チームからの報告をアプリで管理
    スクリーンショット 2020-12-01 11.14.04.png

  2. これらの報告を合体して、部や本部として報告したい時、現状はこのようなになると思います。

  • 各レコードを開いて、内容をコピーしてメモ帳などにペーストしてまとめる
  • CSV出力してそれをコピーして報告する
  • REST APIやツールを使ってデータ出力して、まとめる

どれもこれも、手間がかかり面倒。

これから紹介するkintoneカスタマイズは、複数あるレポートをサクッとまとめて、クリップボードにコピーするものです。しかも、マークダウン記法で仕上げていると、きれいで見やすいレポートの完成です。(個人的感想)
コピー先のアプリにもマークダウン機能を取り入れると、全社のあらゆる報告が見やすく整理できますね。

完成画面 <レポート Plus>

その名も「レポート Plus」と名付けてみました。
ソースコードを公開していますので、是非お試しください。

レコード一覧

  • レコード一覧にある「ボタン」をクリックするだけで、表示されているレコードをまとめる
  • クリップボードにコピーしてくれる

スクリーンショット 2020-12-01 11.16.44.png

レコード詳細

こちらもマークダウン機能を搭載してみました。
スクリーンショット 2020-12-01 11.18.37.png

レコード追加、編集

入力中にどのように表示されるかプレビュー機能を搭載してみました。

事前準備

  • kintone環境
  • kintone報告書アプリ作成

kintoneで報告書アプリを作成する

アプリの構成はこちらです。

フィールド名 フィールド種類 フィールドコード
グループ名 文字列(一行) Group
日付 日付 Date
報告 文字列(複数行) Report
スペース Space Space
  • スペースフィールドは、レコード編集時の報告がマークダウンでどう表現されるかプレビューするためのボタン置き場です。

仮データを登録する

アプリを作成したら、CSVからの読み込み機能を使って、データを読み込んでみましょう。
サンプルデータをこちらに用意してみました。
※もちろん、レコード登録機能から作ってもOKです。

JavaScript読み込みでURL設定、ファイル読み込みしてみよう

ソースコードをPCにダウンロードして設定。


※ markdown.cssはカラー、マージンなどをオリジナルで変えることもできます

設定後のイメージ

スクリーンショット 2020-12-01 11.31.32.png

参考

  • Marked.js
  • kintone UI Component
    • (要望)Dialog Component の CloseButtonのイベント関数が欲しい
    • (要望)NotifyPopup Component に秒単位で自動非表示になる機能がほしい
  • ほか、CSSについてはいろいろ参照
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