11
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

kintoneAdvent Calendar 2020

Day 3

グループレポートをkintoneで一瞬で見やすくまとめる技、ワンクリックコピー付き

Last updated at Posted at 2020-12-02

kintoneを使えば、いつでもどこでも報告書を作成できるのだが…

このような複数あるチームやグループごとの報告書をまとめて会議で報告するとき、皆さんはどうしていますか?特にマネージャーやリーダーが苦悩していることと思います。

  1. 各グループ、チームからの報告をアプリで管理
    スクリーンショット 2020-12-01 11.14.04.png

  2. これらの報告を合体して、部や本部として報告したい時、現状はこのようなになると思います。

  • 各レコードを開いて、内容をコピーしてメモ帳などにペーストしてまとめる
  • CSV出力してそれをコピーして報告する
  • REST APIやツールを使ってデータ出力して、まとめる

どれもこれも、手間がかかり面倒。

これから紹介するkintoneカスタマイズは、複数あるレポートをサクッとまとめて、クリップボードにコピーするものです。しかも、マークダウン記法で仕上げていると、きれいで見やすいレポートの完成です。(個人的感想)
コピー先のアプリにもマークダウン機能を取り入れると、全社のあらゆる報告が見やすく整理できますね。

完成画面 <レポート Plus>

その名も「レポート Plus」と名付けてみました。
ソースコードを公開していますので、是非お試しください。

レコード一覧

  • レコード一覧にある「ボタン」をクリックするだけで、表示されているレコードをまとめる
  • クリップボードにコピーしてくれる

スクリーンショット 2020-12-01 11.16.44.png

レコード詳細

こちらもマークダウン機能を搭載してみました。
スクリーンショット 2020-12-01 11.18.37.png

レコード追加、編集

入力中にどのように表示されるかプレビュー機能を搭載してみました。

事前準備

  • kintone環境
  • kintone報告書アプリ作成

kintoneで報告書アプリを作成する

アプリの構成はこちらです。

フィールド名 フィールド種類 フィールドコード
グループ名 文字列(一行) Group
日付 日付 Date
報告 文字列(複数行) Report
スペース Space Space
  • スペースフィールドは、レコード編集時の報告がマークダウンでどう表現されるかプレビューするためのボタン置き場です。

仮データを登録する

アプリを作成したら、CSVからの読み込み機能を使って、データを読み込んでみましょう。
サンプルデータをこちらに用意してみました。
※もちろん、レコード登録機能から作ってもOKです。

JavaScript読み込みでURL設定、ファイル読み込みしてみよう

ソースコードをPCにダウンロードして設定。


※ markdown.cssはカラー、マージンなどをオリジナルで変えることもできます

設定後のイメージ

スクリーンショット 2020-12-01 11.31.32.png

##参考

  • Marked.js
  • kintone UI Component
    • (要望)Dialog Component の CloseButtonのイベント関数が欲しい
    • (要望)NotifyPopup Component に秒単位で自動非表示になる機能がほしい
  • ほか、CSSについてはいろいろ参照
11
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?