こんにちは、MYLOPSのエンジニアの後河内です。
皆さま、AWSのEC2のバックアップはどのようにして取得してますでしょうか?
MYLOPSではAWS Lambdaを使用し、定期的にEC2のインスタンスのバックアップ(AMI)の取得を行ってました。
しかしAWSではすでにAWS Backup | クラウドバックアップの集中管理というものが準備されていますので、今回こちらでバックアップの取得と、復旧をやってみました。
一度だけのバックアップ
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バックアップについて一度だけであれば、”オンデマンドバックアップを作成”を選択することでバックアップをすることができます。
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”リソースタイプ”に”EC2”を選ぶと、”インスタンスID”の欄で、EC2のインスタンスの一覧が出るのバックアップをしたいEC2のインスタンスを選択します。
定期的なバックアップ
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既存のプランというものもありますが、今回は”新しいプランを立てる”を選び、プランを作成します。今回考えているプランは、毎日バックアップを取得し、7世代保存するプランになります。
まずは、”バックアッププラン名”を入れます。
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その後、バックアップのルールを設定し、”ルール名”を入れ、”頻度”に”毎日”を選びます。7世代作りたいので、”有効期限切れ”には”作成後の日数”に7を選びます。これで毎日バックアップが作られて、7日をすぎたバックアップは有効期限切れになります。
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またバックアップの開始時間を決めるには、”バックアップウィンドウをカスタマイズ”を選択し、時間を決めてあげないといけないようです。なお設定した時間そのものにはじめるのではなく、”次の時間内に開始”を選んだ時間内の中で開始されるようです。最短で選択ができるものは”次の時間以内に開始”が”1時間”で”次の時間以内に完了”が2時間です。
UTC時間でいれますので、日本時間でAM5:00にしたい場合はPM8:00で設定してあげる必要があります。下記の設定ですと日本時間のAM5:00からAM6:00以内にバックアップが開始されAM:7:00以内に終了となるようです。
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そして”送信先リージョン”には、今回のバックアップ対象のEC2のインスタンスが動いている”アジアパシフィック(東京)”を選びます。
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リソース割り当て名を入力し、”割り当て単位”を”リソースID”にし、”リソースタイプ”を”EC2”にすることで、”インスタンスID”からバックアップ対象のEC2インスタンスを選び、”リソースを割り当てる”を選択することで定期的にバックアップの取得ができるようになります。
復旧
-その後はインスタンスタイプやVPCなどを選び新しいEC2のインスタンスとしてバックアップから作成することができました。
-また”インスタンス起動ウィザード”というものを選ぶと、普段のAMIからインスタンスを作成するものと同じ方法で作成することができ、ローカルIPなどを設定したい場合は、"インスタンス起動ウィザードか"ら作成する必要があります。
感想
以上がAWS BackUPを使用したものになります。
使用した感じは、簡単にバックアップをとることもでき、復旧も簡単にできました。
大変便利なものと感じました。
ただし復旧する際に、インスタンス名からではなくインスタンスIDから選ばなければいけないので、バックアップ対象数が増えてきたときの復旧には少々手間はありそうだと感じました。