#サーバ関連のライセンスはとてもややこしい
物理サーバーにWindowsServerをゼロから構築する機会があった。
自分の備忘録としてぼんやりとした認識を書き留めておく。
結論として、用意するライセンスは①サーバと②ユーザにかかるものの2つが必要。
##①サーバ本体にかかるライセンス
Windowsパソコンを自作するとき、osライセンスを購入する。
サーバでも同様で、osを購入するときに付いてくるライセンスがこれだ。
ただし、サーバはパソコンと違って、1台のスペックにかなりの差がでてくる。
ゴリゴリに高性能なサーバと貧弱なサーバを同じラインセスで許可してしまうのは具合が悪い。
そこで、1台に1ライセンスではなく、「物理コア数」にもとづいて算出する。
用意したマシンのスペックによっては複数ライセンス購入する必要がある。
##②使用するユーザにかかるライセンス
クライアントアクセスライセンス(CAL)も用意する必要がある。
サーバを使用するユーザ数分サーバライセンスとは別に購入する必要がある。
(以前はサーバライセンスを購入すると数ユーザ分のCALが付いてきたようだ)
CALはサーバに登録するとかそういうものではない。
あくまで、ユーザ側の管理でこれだけのユーザが使用するから相応のCALを保有していますということを示せればよい…らしい。
リモートデスクトップCAL
標準の2ユーザを超えてリモートデスクトップを使用する場合、さらにリモートデスクトップCALをユーザ数分購入する必要がる。
こちらは通常の?CALと異なり、購入後、正式に認証を受けなければならない。
ぼんやりとした認識なので、今後も修正と追記を随時更新していく。
サーバのライセンスは仮想が関係するとますますややこしくなるので、これからはクラウドを使用しましょう!
#参考資料
Windows Server 2019 システム構成ガイド(NEC)
https://jpn.nec.com/express/systemguide/sw/WS2019.pdf