メリット
定期的なアップデートやバージョン管理をしなくていい
WordPressには様々なプラグインを追加できますが、追加した分だけそれらプラグインのバージョン管理を行わなければいけません。
本体のバージョンを上げると動かなくなるプラグインが出てくる可能性があるからです。
静的化しない場合これの管理を誰がするのか?誰かに依頼するとしてもその分のコストが発生してしまいます。
静的化するだけでこれだけの面倒がなくなります。
表示速度が速い
WordPressは動的サイトなので、アクセスされる度にページを生成します。
しかし静的化することで、すでに生成されているページを表示するだけになるので圧倒的に早いです。
1~2秒待たされるだけでもユーザーは気になってしまいます。
サイトを見てくれる人のストレスを第一に考えるのであれば、静的化した方が良いでしょう。
大量のアクセスにも耐えられる
よく、アクセスが急増してサーバーがダウンした!なんて話聞きませんか?
静的化することで、アクセスの集中によるサーバーのダウン発生確率を下げることができます。
アクセスされる度にページを生成する必要がない分、負荷が少ないからです。
バックアップが簡単
必要なファイルのバックアップを取るだけになります。復元する場合も過去のファイルをアップロードするだけなので簡単です。
静的化することで、データベースの事などを考慮してバックアップを取る必要がなくなるのでこの差は大きいです。
セキュリティ対策が簡単
静的化することで、サーバーのセキュリティを考える必要がほぼなくなります。
デメリット
サイト内検索などの機能が使えない
サイト内検索や、関連記事、ランキングなどの動的な機能は当然使えません。
一応、外部サービスを使用するといった対策案はあります。
それを探したり、コストやセキュリティ面でどうかなどの調査をする必要がありますが…
ユーザーごとの表示切替ができない
SNSのような、ユーザーがログインしてマイページを表示してって機能は静的サイトではできません。
ブログなどの運用であれば問題と思いますが、会員制のサイトだったりすると厳しいかもしれません。
静的化するにあたって作業が増える
将来的な運用コストを考えればなんてことはないかもしれませんが、静的化するツールなどを調べたり実際に静的化したりの作業が発生します。
さいごに
ここまで読んでくださってありがとうございました。
WordPressを静的化するとどんなメリットがあるのか聞く機会があったので、アウトプットとして簡単にまとめました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
誤字脱字・発信した情報に間違い等ございましたら、指摘して頂けますと幸いです
また、説明にわかりづらい点がございましたら、改善致しますのでぜひコメントください