EC2インスタンスのネーミングポリシー
- インスタンスファミリーは種類を表す
- インスタンスサイズは性能を表す
- インスタンス世代はバージョンを表す
下記の記事が分かりやすい。
https://qiita.com/cloud-solution/items/c8dd9ed491abd3360516
覚えておきたいインスタンスタイプ
汎用のT系・M系
- T系 : バースト可能なインスタンス。CPU負荷が少ない時にCPUクレジットをためておき、負荷が上がった際にクレジットを使ってバーストする。ステージング環境で利用されがち。
- M系 : バランス型で様々な場面で利用が可能。本番環境で利用されがち。
なぜ本番環境はT系ではなくM系なのか?
Amazon EC2でT系インスタンスを使用しようとした場合、他のインスタンスタイプとは違い、ベースラインと呼ばれるあらかじめ決められたCPU使用率が定義されている。その上で、ベースラインを超えたCPU使用率が使用できる状況がバースト機能であり、CPUクレジットを消化する。
また、CPUクレジットの残高が0になるとベースライン以下の性能しか出なくなるか、追加の課金が必要になる。
つまりCPU利用率の高い環境でT系のインスタンスを使用した場合、CPU負荷が高まると性能が著しく低下する可能性や追加課金の可能性が出てくるということ。そのため、ワークロードの特徴が不明な場合は、本番環境ではM系のインスタンスが推奨されている。