キムシンさん、国光さん、小川さん、佐藤さん
ICOカンファレンスの雑なメモです。
PCの電池切れてしまっていたので遅くなってしまいましたがどうぞ。
##メモ
sa:いろいろやってる。最近韓国でICOやってるところ。
og:資金調達よりも、人をどうやって評価できるかに興味がある。
km:ICOとか関係ないのに、なんで呼ばれたのか。VALU上でトッププレイヤーやってる笑。タイムバンクも今度売り出すよ。gumiグループでは未上場のエクイティがgumiで100億くらい、candeeでも16億。ファンドも全部集めたら80億とか。金集めるところは集めまくっている。資本市場からの調達はいろいろやってきたので話せるかと。
sh:なんでVALUをスタートしようと思った?
og:今だからぶっちゃけると、VALUの前のサービスは木村さんに相談してる。BC上にレビューを載せるという。個人の時代とは言われるものの、ほとんどは会社によって作られている。クレカの限度額も低いし、ローンも借りられないし。個人の信用を分散化したい。
sh:やってみてわかったことは?
og:どのように評価するかとか、難しいのは確か。
sh:どういう人が目立っている?
og:イラストレーターなど、SNS上で目立てる人
sh:どういう使われ方をしている?
og:一番嬉しかったのは売れないイラストレーターがペンパッドとか買ってくれたりとか、飲食店オープンするためとか。自分の目標を実現するために使って欲しいなと思う。
sh:どういう展開を考えている?
og:SNS部分をもっと強化したいと思っている。グローバルに持っていきたい。
km:VALUずっとやってるけど、値動きを出すための流動性イベントを作るのが難しい。IR。僕のいい意見みたいなのをプライベート投稿するとか、その程度しか思いつかない。VALU上で流動性上げるためのいいイベントあります?
og:今の所ないというのは正直事実。国光さんがなんかのニュースになるとか。意図的に下げているという面もある。
sh:金融商品にはファンダメンタルズがあるけど、VAにはそれがない。でも価値がつくっていうのはすごく面白いなと思っている。そこはどういう予想を立てて作られたのか?
og:レアペペトークンというのを買っている人を見て、もしかしたらあるかなと思っていた。実際に高額で買っている取引なども見えたし。もしかしたら売れるかもなくらいに考えていた。正直ビビるくらいに売れた。
sh:国光さんは自分の何が買われていると思っていますか?
km:どうかなー。もともと四半期決算とかって、なんでやらないといけないの。長期視点で見ないと。とか思ってたけど、割安割高とか価格の動きとか流動性が作られるんだなというようになりました。なんらかtimebankとかvaとかも割安割高と考えられるイベントを作れるといいですよね。
sh:株とかもファンダメンタルというよりはスペキュレーションで動いているので、vaでそれが証明されて面白いなと思った。次はタイムバンク。
sh:vaはふわっとしてるけど、タイムバンクは時間。
sa:私の話は常に抽象的。経済を選べるようにしたいというのが元々の思想。結婚相手とかは昔は選べなかったけど、今は選べる。経済も同じようになる。どの経済圏で生きたいか、というのを選べるようになる。お金の価値はどんどん下がっている。でも、これから増やせない時間の価値はどんどん上がっていくと思う。だから仮想通貨という側面より経済の側面から考えた。
sh:時間をプライシングすることでユーザーにとってどういうことが起こる?
sa:時間ってこんなことがあったのか、ということと、死に向かって減っていく、そういうことが数字でわかってきた。市場価格がついたことによって、クラウドソーシングってダンピングとかがあった。一番自分の価値を高く買ってくれる人に提供できるということがあって、良かったこと。資本主義は老人が有利。若者は時間がたくさんあるので、有利。
km:聞きたいのが、わけ分からんやつが買って、会わないといけないこともある。あれって実際使われるの?
sa:ものすごい使いたいという申請がある方とない方の差が激しい。対面があるかないか、その人なりのオリジナリティがあるかないかによって変わる。
km:面白い例ある?
sa:フォロワースコアが一番低かった人が一番値上がった。のが面白かった。
sh:自分の会社の時価総額よりも超えてる人いる。これはバブルなのか?どうやったら適正評価に行く?IPOもそうだし。何がファンダメンタルズ?
sa:むしろなぜタイムバンクを作ったかというと私はその数字の羅列に意味がないことを証明したかった。バスケットボールとサッカーの点数を比べるのに意味がないのではというのと同じ。
sh:全く違う答えが返ってきてしまった。国光さんは自分の適正価格どう思う?
km:常沢さんには勝ちたいけど分からん。でも流動性イベントどうすんの?重要だと思うんだけど。
sa:かなり決算とかの仕組みを重要だと思っているので、肝になるだろうと思っている。
sh:VA小川さんはタイムバンクどう思う?どっちが面白い?
og:あんまり似ていないと思っている。僕たちはinstaとかのコンテキストに暗号通貨をかけている。
sh:どっちが面白い?
og:面白さで言ったらVAの方が面白いでしょう〜。タイムバンクは自分の価値を最大化してどう売るか?というところ。タイムバンクはSNSの上に価値もついているという形。
sh:佐藤さんは?
sa:名前のつけ方からして違うと思っている。うちは取引所。VAはコミュニケーション、SNS。時間でいうと人間にこだわる必要はない。不動産やモノにも使えるし。
sh:ユーザーとしてはどう思う?
km:タイムバンクの方は役務が発生する。VAは発生しないからどうやって価値つけようかって思う。僕も発光体として実験的に模索していってる感じ。
sh:なんで二つ同時に日本からできたと思うか?
sa:兆候は既にあった。個人のインフルエンサーが増えた。中国で個人の取り合いがどんどん起きていた。マーケ施策。それとブロックチェーンというのが噛み合った瞬間がここだから、必然といえば必然。
sh:話を移す。ICOについて。既存とは違う調達手段だと思う国光さんはどういうものと捉えている?
km:もともと仮想通貨否定派だった。VRARは実業だけど、仮想通貨は虚業だと思っている。BDASHとかでお前はいかに考えが浅いか、怒られた。結論僕が間違っていた。ビットコインは実体的に使い物にならないといまでも思う。Ethereumもそうだけど、ICO。ブロックチェーンでしかできないキラーアプリケーションが今まではなかった。ICO、Bitcoin、Ethereumがキラーアプリケーション。ブロックチェーンという技術を使った新しいアプリケーションだと思う。HWをCFやるのは事前にユーザーとお金もらえる。Equityでやるの馬鹿らしくなっている。
km:CFはファンしか買わないけど、ICOは投資で参加する人がいるから規模が圧倒的に多くなっている。うちの株もファンもいるけど、多くの人は上がりそうだから買うという投資家。ファン以外の人が入ってくるからICOの規模は大きくなって行くだろう。
sh:IPOで資金調達するというのとICOで資金調達するのとどのように使い分けて行く?
km:投資先でもICO検討してるVRスタートアップとか多い。equityと共存して行くだろうなと。でも詐欺多い。ホワイトペーパーも適当。ちゃんと使われているか分からないし。でも、木村さんの投資受けてるとかあるところがやるというのはVCのチェック受けてるところがモラル守られやすいしいい。そのように共存して行くんだろうな。プロジェクト自体の価値って何?ICOの方はそれで売上利益をあげるというよりは、Ethereumの価値って何というのに近いけど、プロジェクトの価値というのに近い。
sa:上場企業として思ったのは、違う成長の仕方がある。gumiがダメだと思っても、このプロジェクトはいい、というふうに思う人はいる。公開企業にとってもプラスになるのではないか。
sh:equityとは違う形。VAも浮かんでくる。会社単位で価値がついたりとか、プロジェクト単位で価値がついたりとか。会社でもVAでやったみたいなことを考えてたりしますか?
og:もちろん考えてるけど、トークン設計の仕方が難しい。チケットみたいな設計が多い。そういう設計しなくても、株がビットコインで変えたりとか、債権がビットコインが変えたりとかの方が面白いのでは。
sh:そうすると証券なんですよね。それと同じことをブロックチェーンの上でやれる。
og:プロジェクトは半年で終わったりする。そういうところまで考えてトークンを作るのだったらいいのでは。
km:マイニングみたいなみんなでやる作業、インセンテ秘部設計、ネットワーク効果。こういうのがいけてるICOかなと。
sh:本当にその通り。ちゃんと回ったのがbitcoinであり、Ethereum。candeeとかでもICOしたいと考えたりしますか?
km:一つはせっかくやるんだったらただの資金調達は面白くないなと思う。イーサリアムみたいな、存在することが勝ち、参加者が増えるほど価値が上がって行くみたいな仕組みだったらいい。ゲームはクラウドファンディングと凄まじく相性がいい。だからそうなって行く。他にはリンデンコイン見たいなのとかデジタル空間の土地とか。
sh:ビットコインは掘るのが難しくなって行くというのがポイント。それがバリューが上がって行くのが重要。
og:キャラクターをブロックチェーンで販売するといのは考えないのですか?RMTみたいな。
km:面白そうではある。
sh:あまり日本では出てこないのはなぜかと思いますか?
sa:日本人の習慣かな、枠組みの中にないものはやっちゃいけないという。中国人やアメリカ人はとりあえずやっちゃおう、後追いで。
sh:韓国でやられてますもんね。
km:FB,GooglenなどSVの列強は[VRARAI]という3つしか語っていない。それらはテクノロジーのハック。暗号通貨とかは仕組みのハック。Fintechは騒がれてるけど、いまいち。payypalとかでかいけどAppleとかに比べたら1/10以下。課題をテクノロジーで解決できない。法律とか規制で。中国でキャッシュ使わず色々できるのは、もともとクレジットカードの仕組みがなかったから。先進国では既得権益になっている仕組みやルールがある。中国よりもインド、インドよりもアフリカの方がイノベーションは起こりやすい。仮想通貨はまだルールが何もない。テクノロジーというよりは既存のルールや既得権益をいかにハックしていくか。という戦い。GoogleやFacebookは広告をディスラプとしてきた。既存の金融市場の王者。だからディスラプとするメリットがない。中国あh国家が支配しない通貨が存在し得るわけがない。日本が勝ち得るのはいい。
sa:ビットコイン自体は所有できない。企業ではなくビットコイにゃイーサリアムが次のFB・Googleみたいなものでは。
sh:仮想通貨の世界でどういうふうに振る舞えばいい?日本
sa:これ以外に勝てそうな領域ってないので、大丈夫では。省庁も含めてある程度理解している。
og:歴史を見ている。金銀交換比率とか。黄金の国ジパングだったのになくなっちゃった。そういう歴史に学ぶのは大事。
km:一番重要なのは空気作り。新しい産業だから正しいことと正しくないことわからない。問題でるやつも出るけど、次世代のイノベーションが生まれてくる。一個問題が起こったからダメだ、とかじゃなくて。中国、アメリ以下とITで戦うのはもう無理。全員で一丸となって戦わなくては。世界を変えていく。
終了〜
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