STM32を使用する環境としてSTM32CubeIDEのLチカまでを説明します~の続きの続きです。
なお、本内容は、YoutbeのHow to use STM32CubeIDEをもとに作成しています。
https://www.youtube.com/watch?v=eumKLXNlM0U
前回はコード生成の説明まででした。
今回はYoutubeの内容を最後まで行きましょう。
106行目と48行目に以下を追加します。
今回は、Ctrl+スペースを押しても補完してくれないと思います。
なぜならば、設定ができていないからです。
コードを簡単に説明します。
48行目
int LED_State = 0;
LED_Stateを作成します。
これは初期値を0にします。
106行目(107行目?)
LED_State = HAL_GPIO_ReadPin(LD2_GPIO_Port, LD2_Pin);
LED_State はLD2_Pinを読み取った値とします。
これで、LEDが点灯するとLED_Stateが0から1に変更することになります。
次に、この内容を表示できるようにします。
Run⇒DebugConfigurationsをクリック
デバッガ⇒シリアル ワイヤ ビューアを有効にし CoreCloksを84.0にします。
注意:クロックは、搭載しているマイコンの周波数にしてください。
今回のF401は84MHzですが、別のマイコンでは、周波数が異なります。
右上の検索バーにLIVEと入れます。
Live Expressionを選択します。
右側の値にLED_Stateを入れます。
ここにLEDの値が表示されます。
次に、SWVを入力し、SWVデータトレースタイムトレイングラフを選択します。
右下のアイコンをクリックします。
データトレースを居k氏、LED_Stateを入力しOKを押します。
デバッグ後、赤丸を押します。
そして、再生すると、LED_Stateは0,1を交互に繰り返すとともに、グラフにパルスが表示されます。
LEDがパルス出力で点滅しているのがこれでわかると思います。