EV-COG-AD4050を使用したマイコンセミナーが先日行われました。
一つは、マクニカ主催のもの、一つは、アナログデバイセズ社主催のものです。
マクニカでは、CrossCore Embedded Studioを使用しマクニカ大阪のFAEが講師を務めました。
アナログデバイセズでは、Mbedのオフライン環境にてAPS実験室室長であるインスケイプ株式会社の浦邉康雄さんが講師を務めました。
室長のアナログ・デバイセズの実験室一覧はこちらです。
https://www.aps-web.jp/lab/adi/
使用したマイコンボードは。EV-COG-AD4050です。
https://www.analog.com/jp/design-center/evaluation-hardware-and-software/evaluation-boards-kits/ev-cog-ad4050.html
ただし、マクニカはEV-COG-AD4050WZ、アナログデバイセズはEV-COG-AD4050LZでした。
これは、パッケージの違いになります。
EV-COG-AD4050LZ:ADuCM4050 (LFCSP)
EV-COG-AD4050WZ:ADuCM4050 (WLCSP)
ちなみに、マクニカが東京でセミナーを開いたのは担当さんに「大阪ではマイコンセミナーやるのに、東京ではやらないんですか?」と言われたからだとか、言ってみるものですね・・・w
内容としては、Lチカから、センサーまでです。
どちらも、短い時間だったため、作ってあるものを流し込む形でした。
なお、愚痴ですが、2019年8月1日現在サンプルファイルがComingSoonで存在しません。
早く載せてほしいです。
https://wiki.analog.com/resources/eval/user-guides/ev-cog-ad4050w/example_project
EV-COG-AD4050にはアナログデバイセズの加速度センサーADXL362を搭載しています
https://wiki.analog.com/resources/eval/user-guides/ev-cog-ad4050lz/cog_hw_userguide
私は、これを浦邉さんにお勧めされたので、Jellywareのハンズオンに参加したこともありました。
接続がSPIであり、設計的な問題から採用できていませんが、高精度、低消費電力とのことでお勧めらしいです。
今回は、オフライン環境でのハンズオンでしたが、今後、ネットワークにつないだものがあると良いですね。
そのためには、ネットワーク用のアドオンボードがないといけないのですが、端子が32 pin Hirose connector (P1)
https://wiki.analog.com/resources/eval/user-guides/ev-cog-bleintp1z
なのがもったいないです・・・